参加型裁判演劇「極刑」
2025-06-04 10:53:17

東京農業大学にて今夏開催!参加型裁判演劇「極刑」の魅力と見所を徹底紹介

東京農業大学で開催される参加型裁判演劇「極刑」



東京農業大学の世田谷キャンパスで2025年8月30日に上演される参加型裁判演劇「極刑」。このイベントは、普段なかなか体験できない裁判のプロセスをリアルに体感できる貴重な機会です。元検察官である弁護士の今井秀智氏が設計に関わり、昨年から都内や横浜、松本で公演してきた人気作です。

本物の裁判を体験しよう!


参加型裁判演劇とは、観客が裁判員として参加し、判決を考える体験型の演劇です。当日は、会場に到着した時点から観客は参加を開始。ルーレットで選ばれた6名の裁判員が実際に裁判官の隣に座り、被告人や証人に質問を投げかけます。審理が終わると、別室に移動して評議し、自身の判決を導き出します。選ばれなかった観客も、スマホを通じて質問や意見を投稿でき、全員が裁判に参加することが可能です。

この公演には特に話題となる点がいくつかあります。一般公演には女優の竹下景子さんとその実の子供である関口まなとさんが出演し、リアルな母子共演が実現します。竹下さんの母親役としての演技は、観客にとってさらに感情移入を促すことでしょう。

精巧なストーリー設定


「極刑」のストーリーは、東京都大田区で起こった強盗殺人事件を題材にしています。借金に追われた被告人が経営者に拒絶され、最終的に凶行に及んだ経緯が描かれています。この難解なテーマには、観客の倫理観や人間性が試される瞬間が待っています。判決を下す際に、観客は自身の価値観や社会的な正義について真剣に考えることになります。

参加型裁判演劇の魅力


この演劇の一番の魅力は、単に観るだけのストーリーではなく、自分自身が物語の一部になれる点です。選ばれた裁判員として、舞台上の登場人物に直接質問ができ、その結果として裁判の流れが変わる可能性も秘めています。観客はリアルタイムで意見交換を行い、異なる視点を持つ他の観客と対話することで、より深い理解と見解を得ていくでしょう。

過去の公演では、観客からは「死刑について真剣に考えさせられた」「リアルタイムでのチャットが面白かった」といった感想が寄せられています。舞台のスリルとリアルな評議過程が相まって、多くの人にとって忘れられない体験となっています。

詳細情報とチケット購入方法


農大での公演は、農大関係者向けと一般公開の二部構成。一般公演のチケットはカンフェティにて販売中で、料金は、一般4000円、学生3000円、ペアチケットもお得に提供されます。

この参加型裁判演劇「極刑」は、法や制度の理解を深める素晴らしいきっかけとなるでしょう。自分がいつ裁判員に選ばれるか分からない現代、今から体験しておくことは大いに意義のあることだと言えます。ぜひ、この機会をお見逃し無く!

公式リンク



観客が法廷を動かすその瞬間を、あなたも体感してみませんか?


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