山田章仁氏がカノアラウレアーズ福岡に加入
最近の報道によれば、Vリーグチーム「カノアラウレアーズ福岡」が新たにゼネラルディレクターとして山田章仁氏を迎え入れたことが明らかになりました。この人事は、世界最高峰を目指す新たなバレーボールリーグ「SVリーグ」への参入を目指す中での体制強化の一環だとされています。
山田氏は北九州市出身の現役ラグビー選手であり、その豊富な競技経験と地域スポーツへの熱意は大きな魅力です。これまでさまざまなクラブチームでの実績を積み上げてきた彼は、福岡をさらに盛り上げるためにバレーボール以外のスポーツにも目を向け、地域活性化や女性アスリートの支援など幅広い取り組みを進める意向を示しています。
山田章仁氏のプロフィール
山田章仁氏は1985年7月26日生まれで、小倉高校から慶應義塾大学を卒業後、日本代表チームでのキャリアを積んできました。彼は15人制および7人制の日本代表としての経験があり、現在は九州電力キューデンヴォルテクスに所属しています。
彼の経歴は圧巻であり、2008年にはホンダヒートとプロ契約を結び、トップリーグデビューを果たしました。2010年にパナソニック ワイルドナイツに移籍し、2012-13シーズンには連続トライの新記録を樹立。その後、豪州の「ウェスタン・フォース」にてスーパーラグビーにも参戦し、日本の「サンウルブズ」にも加入。さらに、フランスのリヨンOUでのレンタル移籍を経て、米国のシアトル・シーウルブズでもプレーしました。多様な競技経験は、彼の言葉に重みを与えています。
山田章仁氏の意気込み
ゼネラルディレクター就任に際して山田氏は「現役アスリートとしての今だからこそできることに注力し、ラグビーで培った経験を生かしてより良い環境を選手やチームに提供したい」とコメントしました。
彼の着任により、カノアラウレアーズ福岡は単なるバレーボールチームにとどまらず、地域全体のスポーツ振興に寄与する存在となるでしょう。このような活動は、福岡のスポーツシーンにとっても非常に重要な意味を持つと考えられます。
今後の展望
記者会見は2025年6月26日(木)11時より、福智町役場にて行われる予定です。これは、山田氏がカノアラウレアーズ福岡での活動を本格化させる第一歩となるでしょう。
「カノアラウレアーズ福岡」は、地域に根付いたバレーボールのスクールや講座、イベントを運営する会社「株式会社カノア」によって設立され、今後も地域振興とアスリートの支援に注力していく姿勢を貫くと期待されています。福岡のスポーツ界に新しい風をもたらす山田氏の取り組みに注目が集まります。