静岡市でのパラスポーツ支援機器交流会に期待
障害者の自立支援に寄与する機器が集まる交流会が、静岡市で行われます。このイベントは新たなニーズ・シーズマッチングを図り、障害者、家族、支援者、そして研究者や企業が一堂に会する素晴らしい機会です。特に、静岡ではパラスポーツの振興が進んでおり、2024年に完成予定の「IAIパラスポーツパーク」では、新たな競技環境が整備されます。これにより、パラスポーツと支援機器の連携が一層強化されることでしょう。
地域の課題を共有する貴重な機会
「パラフットボールから始まる地域の輪〜支援機器と想いをつなぐ、しずおか交流会〜」が今回はテーマです。交流会では、特に電動車いすサッカーに焦点を当て、選手たちの困りごとを把握することを目指します。また、新たに開発された製品や、既存のものと選手のニーズをマッチングさせることで、実用的な問題の解決が期待されます。実際、横浜リハセンターと矢崎化工が共同開発した「ファンガード」のような競技に特化した機器も紹介され、地域の支援体制の強化につながるでしょう。
イベント詳細
この交流会は、2024年10月4日(土)に静岡市産学交流センターで行われます。開催時間は午前10時30分から午後5時までで、定員は20〜30名程度です。講師には常葉大学の村岡健史氏を迎え、様々な視点から議論が展開されます。参加対象は幅広く、障害当事者やその家族、支援者だけでなく、企業、研究者、学生、そして行政関係者など、誰でも参加できる点が魅力です。
障害者支援機器の未来を考える
この地域交流会は、障害者自立支援機器に関するニーズの把握と、その解決策を実現するための重要な場です。特に、使う側(ニーズ側)と作る人(シーズ)との直接的な対話が促されることで、具体的な支援機器の開発が進むと考えられます。これまでに那覇市、高知市、仙台市で行われた成果を、静岡市でもぜひ形にしていきたいですね。
参加申し込み情報
参加希望の方は、下記のリンクから申込みが可能です。興味のある方はぜひチェックしてください。
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この貴重な機会を通じて、障害者支援機器の未来に貢献するための一歩を踏み出してみませんか?