ドジャースと焼酎
2025-02-20 09:29:05

ロサンゼルス・ドジャースが日本の焼酎を公式採用:新たな文化交流の時代へ

ロサンゼルス・ドジャースと二階堂酒造が結ぶ新しい絆



2023年、長い歴史を持つロサンゼルス・ドジャースが、九州・大分県の二階堂酒造有限会社とのパートナーシップ契約を締結し、日本の焼酎文化を世界に広める新たな一歩を踏み出しました。この契約により、二階堂がドジャースの公式焼酎として初めて採用されることになりました。

二階堂がもたらす日本の味



「大分むぎ焼酎二階堂」は、ドジャースタジアム内の様々なエリアでファンに楽しんでもらえることになります。この焼酎は、一般的な飲み方である「ニカソー」(二階堂ソーダ割り)や「オン・ザ・ロック」だけでなく、特別に用意された「シグネチャーカクテル」としても提供される予定です。これにより、観戦中に日本の国民的な酒を手軽に味わえる機会が増え、スタジアムの雰囲気がさらに盛り上がることでしょう。

また、スタジアム内の電光掲示板やビジョンボードに『二階堂』のデジタル広告が掲出されることになり、焼酎をより多くの来場者に体験してもらうイベントも計画中です。こうした試みを通じて、ドジャースファンと日本の焼酎文化との距離が一層縮まることが期待されています。

文化の架け橋として



ロサンゼルス・ドジャースのエグゼクティブ・バイス・プレジデントであり、チーフ・マーケティング・オフィサーであるロン・ローゼン氏は、二階堂とのパートナーシップについてこう語っています。「私たちは、ファンの皆様との交流を心待ちにしており、二階堂を公式の焼酎として迎えることを嬉しく思っています。」これは、お互いの文化を尊重し合い、融合させる試みの一環でもあります。

一方、二階堂酒造の8代目当主である二階堂裕一氏も、「ドジャースを日本から応援してきた私たちが公式焼酎となったことを光栄に思う」とコメント。特にドジャースが日本文化に積極的に触れてきた点を高く評価し、今後の共同体験を楽しみにしています。

二階堂酒造の歴史



二階堂酒造は、1866年に創業した歴史ある酒造で、個性的な焼酎を製造してきました。特に、1974年に発表された日本初の100%麦焼酎が市場に受け入れられ、国民的な飲み物としての地位を確立しました。これにより、大分県の焼酎に対する評価も高まり、今や県内で生産される焼酎のほとんどが麦焼酎となっています。

アメリカ市場への進出も近年進められており、2024年には「大分むぎ焼酎二階堂」と「吉四六」の販売が開始される予定です。今後、ロサンゼルス・ドジャースとの連携を通じて、日本酒の新たな魅力をアメリカに発信していくことでしょう。

終わりに



ロサンゼルス・ドジャースと二階堂酒造の提携は、単なるビジネスの枠を超え、文化の交流の一環となります。スポーツと飲食文化が交わることで、多くの人々が新たな体験を楽しめる機会が増えることでしょう。これからのシーズン、ドジャースファンがスタジアムで体験する日本の焼酎の味わいが、一層楽しみですね。


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