激団リジョロ39回公演
2025-08-25 13:12:20

激団リジョロ第39回公演『わだち』と『쉰다리』が描く家族の歴史と未来

激団リジョロ第39回公演『わだち』と『쉰다리(スィンダリ)』



激団リジョロが創立28周年を迎え、2025年9月3日から7日まで東京都阿佐谷シアターシャインにて第39回公演を開催します。この公演は、歴史と未来を家族の視点から描く2本立ての作品となっており、それぞれ異なる物語と感情が交差します。

公演の概要



公演名: 激団リジョロ第39回公演『わだち』『쉰다리(スィンダリ)`
公演日程: 2025年9月3日(水)〜 9月7日(日)
会場: 阿佐ケ谷シアターシャイン(東京都杉並区阿佐谷南1-15-15)

チケットはカンフェティにて好評発売中です。公式ページから購入可能ですので、興味のある方はお早めにチェックしてください。

2本立ての演目



『わだち』



この作品は団長・金光仁三による新作で、関西演劇祭2022での脚本賞・演出賞を受賞した『Recall』の流れを汲んでいます。物語は、戦争を乗り越えた朝鮮人女性とその家族の歴史を辿るもので、世代を超えた愛と葛藤が描かれています。彼女は、広島から大阪へと移り住む中で、3人の娘を育てますが、娘たちが成長するとともに母との心の距離は広がります。孫が抱える母の生涯についての事実が円卓を囲む食事の中で静かに語られ、過去への理解が深まる瞬間が描かれます。

『쉰다리(スィンダリ)`



金哲義の脚本によるこの作品は、在日朝鮮人の家族を背景にした、父の死を迎えたときの葬儀準備の葛藤を描いています。葬式の形式について意見が分かれる中で、兄弟たちがそれぞれの思いをぶつけ合う姿は、家族ならではの複雑な感情や痛みを映し出しています。父の伝統を守ることと、日本社会との融和を望むことがせめぎ合い、葬儀が進むにつれて感情の爆発が生まれる様子は、観客に深い共感を引き起こします。

出演者とスタッフ



多彩な役者陣が揃い、舞台を彩ります。演出は金光仁三氏が手がけ、スタッフも一丸となってこの公演に臨みます。観客に美しい舞台美術や照明、音響の演出が用意されており、無限の表現力で作品を引き立てます。

チケット情報



チケットは前売で4,300円、学生割引は2,800円(高校生以下は無料)で用意されています。全席自由で、早めの予約をおすすめします。公演の受付は開演の45分前から、開場は30分前です。上演時間は約2時間20分を予定しています。

まとめ



激団リジョロの第39回公演は、家族というテーマのもと、過去と未来が交差する感動的な物語が展開されます。『わだち』と『쉰다리(スィンダリ)`を通じて、観客は多様な愛や葛藤に触れる機会を得るでしょう。この素晴らしい作品を、ぜひ一度ご覧ください。


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