日本チームのホームレス・ワールドカップ出場が決定
2025年にノルウェーで開催されるホームレス・ワールドカップへの日本チーム派遣が決定し、多くの支援者の努力が実を結びました。この瞬間が、社会的困難を抱える人々へのエンパワーメントの扉を開くことを願っています。
今回は、クラウドファンディングの成功とその意義、そして今後の活動についてお伝えいたします。
クラウドファンディングの成功
ダイバーシティサッカー協会が行ったクラウドファンディングは、2025年5月14日から6月30日までの期間に、目標金額の3,500,000円を見事達成し、最終的に10,381,000円(627人の支援者)を集めることに成功しました。
この資金は、ホームレス・ワールドカップ2025に向けた日本代表チームの派遣に使われる予定です。
「皆様のご支援に心から感謝申し上げます。活動に対する理解が広がり、今回のクラウドファンディングは、法人化以来初めての試みでもあり、多くの挑戦を感じました」と代表理事の鈴木直文氏は言います。
コロナ禍での法人化以来、大規模な集まりが難しい状況が続いていましたが、2024年3月には約200人規模となるダイバーシティサッカー・フェスティバルを開催するなど、着実に活動が復活しています。
そして、この経験は次のステップへと繋がります。
ホームレス・ワールドカップへの意義
ホームレス・ワールドカップへの参加は一生に一度のチャンスです。鈴木氏は「13年ぶりの派遣を成功させ、今後も継続的にチームを送り出していく計画です。この5年間で、ダイバーシティサッカーのコミュニティをさらに育て、もっと多くの人に協力してもらいたい」と目標を語っています。
特に大きな注目は、8月にオスロで行われる大会に向けた準備です。この大会には、広報スタッフも帯同し、参加者の活躍をリアルタイムで伝えることができるとのことです。「応援グッズをご購入の方は、是非ご自分も参加し、私たちを応援してください!」と参加者への呼びかけも行っています。
さらに、集まった資金は、ホームレス支援の新しい居場所を創出するための基盤となり、さまざまな取り組みを形にしていくことを目指しています。交通費や参加費の問題をはじめ、参加者のニーズに応えていくことも大変重要です。
記者会見のご案内
今後の活動の一環として、ホームレス・ワールドカップに関する記者会見が8月9日に開催されます。出場選手や監督、鈴木直文氏も登壇し、直接皆様に活動の詳細をご報告します。この機会に多くの方々に興味を持っていただけると幸いです。
開催日時は、8月9日(土)18:30から。東京江東区のBumB 東京スポーツ文化館で行われます。会見に出席することで、ホームレス・ワールドカップへの支援をより広める一助となります。
ダイバーシティサッカー協会の活動
本団体は、社会的困難を抱える人々に「自分らしくいられる場所」と「楽しむ機会」を提供しています。サッカーを通じて、すべての人が包み込まれる社会の実現を目指して邁進していきます。詳細は
こちらの公式サイトをご覧ください。
最後に
これからも、私たちダイバーシティサッカー協会を応援していただければ幸いです。支えてくださった皆さまに感謝し、ホームレス・ワールドカップでのさらなる挑戦に向けて、共に歩んでいきましょう。