常田菜那選手がノジマステラ神奈川相模原を退団
ノジマステラ神奈川相模原のDF、常田菜那選手が2024-25シーズンをもってチームを退団することが公式に発表されました。彼女のサッカー人生における重要な節目が訪れる中、ファンやサポーターへの感謝を込めたコメントが多くの人々に感動を与えています。
常田選手は1998年8月24日生まれの26歳で、大阪府出身です。彼女のサッカーキャリアは、新光ファイターズSCから始まり、FCヴィトーリアや大商学園高等学校を経て、東洋大学、そして最後に伊賀FCくノ一三重を経てノジマステラに加入しました。チームでの出場記録は印象的で、彼女の技術とセンスは多くのファンの心をつかみました。
退団にあたって常田選手は「今シーズンでチームを離れることになりました。どんな時も応援してくださったファン・サポーターのみなさん、支援してくださったスポンサー企業をはじめ、私に携わってくださった全ての方に感謝しています。」と述べています。その言葉には、これまでの人々の支えに対する深い感謝の気持ちが込められています。
また、「結果でお返しすることができず、クラブに貢献出来ないままチームを離れることになり、不甲斐なく申し訳ない気持ちでいっぱいです」と続ける常田選手。その一方で、彼女は「私がここに来ると決めた覚悟を一日たりとも忘れたことはなく、自分と向き合いやり続けたここでの時間に悔いはありません」とも語っており、退団に対する複雑な思いが伝わります。
常田選手がこの2年間で得た経験や出会いは、彼女にとってかけがえのない財産であると感じているようです。「ここでの出逢い、得られたことは私の財産であり、必ず次に繋げられる価値ある時間でした」と彼女が語る通り、サッカー選手としての成長はもちろん、人生の中での貴重な経験も得たことでしょう。
彼女は今後の挑戦に意欲を示し、「みなさんからいただいたパワーとここでの悔しさをこの先もずっと持ち続け、まだまだ挑戦を続けようと思います。また笑顔で会える日を楽しみにしています」とコメント。彼女の発言には、サッカーへの情熱と、次のステップに向けた力強い決意が感じられます。
最後に「これからも引き続き、応援していただけたら嬉しいです。2年間本当にありがとうございました」と感謝の気持ちを締めくくる常田選手。その言葉は、彼女にとってサッカーを支えてくれた全ての人々への心からのメッセージであり、これからの活躍への期待を抱かせるものでした。彼女の未来が明るいものであるよう、心より願っています。