南葛SCの夢を育むサッカー教室、江戸川区で開催
2025年12月19日、東京都江戸川区の上小岩第二小学校において、小学5年生約50名を対象に、南葛SCによる特別なサッカー教室「翼DREAM」が行われました。この日は、南葛SCから小西伶旺選手、牛田大華選手、大石真暉選手、そして女子チームの選手、石倉花純選手と下山莉子選手が参加しました。
「翼DREAM」は、南葛SCが地域貢献活動の一環として推進している訪問型サッカープログラムであり、子どもたちにサッカーの楽しさを紹介し、仲間との協力の大切さや夢を持つことの素晴らしさを伝えることを目的としています。
選手からの感想
参加した選手のひとり、MF7番の石倉花純選手は、「上小岩第二小学校の生徒たちがとても楽しそうにサッカーをしている姿が印象に残っています。他の地域と比べて南葛SCを知らない子も多かったですが、その中で試合観戦に来てくれた子もいて非常に嬉しかったです。」と語りました。
石倉選手は自身が普段から南葛SCのサッカースクールで子どもたちに指導していることもあり、「翼DREAM」ではサッカー経験がない子どもたちとも一緒にボールを追いかけることで、サッカーの新たな魅力を再発見できたそうです。彼女の言葉からは、サッカーを通じた子どもたちとの触れ合いが、いかに選手自身にとって大切な体験であるかが伝わってきます。
南葛SCの活動と目的
南葛SCは、東京都全域をホームタウンとして、Jリーグを目指すサッカークラブです。出発点は高橋陽一氏によって創設されたクラブで、彼の名作漫画『キャプテン翼』がそのバックボーンとなっています。現在、南葛SCは関東サッカーリーグ1部で戦い、女子チームの南葛SC WINGSはなでしこリーグ2部に所属しています。また、彼らのスローガンは「葛飾からJリーグへ」です。
今後、南葛SCは引き続き教育現場との連携を深め、サッカーを通じて子どもたちに「夢を持つこと」や「仲間と協力すること」の重要性を伝えていくことでしょう。公益財団法人キャプテン翼財団との協力も継続し、地域への貢献を果たしていく姿勢が強調されています。
まとめ
南葛SCの「翼DREAM」は、地域の子どもたちにとってただのサッカー教室にとどまらず、夢を抱く力と仲間との協力を学べる貴重な機会となっています。これからもさらに多くの子どもたちがサッカーを通じて成長し、自分の夢を追い求めるサポートをしていくために、南葛SCの活動に期待が寄せられます。