室伏広治長官とチア日本代表が感動の表敬訪問を実施
2025年6月26日、室伏広治体育省長官を表敬訪問したのは、10部門においてメダルを獲得したチアリーディング・パフォーマンスチア日本代表チームです。彼らは、アメリカ・フロリダのウォルトディズニーワールドリゾートで開催された「ICU世界チアリーディング選手権大会」に出場し、その成果を報告するために訪れました。
チームはまず、世界大会での達成を報告しました。その結果、10部門中8つでメダルを獲得する素晴らしい成績を収めました。日本代表の選手たちが集まったこの日は、演技とは違った緊張感の中でも、室伏長官の温かい歓迎を受けることで、選手たちはリラックスした雰囲気で報告を行いました。
室伏長官は、「メダルを獲得することは素晴らしいが、自分自身の達成感を大切にすることが最も重要だ」とコメント。選手たちの努力と成長を称え、次世代への継承を期待するメッセージを送りました。
選手たちの感想
表敬訪問の後、選手たちはそれぞれ心の内を語りました。
Youth All Girl Median部門 川端選手
川端選手は「完璧な演技ができたが、2位という結果に悔しさを感じる。再チャレンジしたい」と述べ、さらなる高みを目指す姿勢を示しました。
Junior All Girl Advanced部門 加賀谷選手
加賀谷選手は「言葉の壁を越えて、他国の選手と応援し合ったことが心に残った。日本でもこのような雰囲気が広がればいいなと感じた」との思いを語りました。
Youth Pom部門 大黒選手
大黒選手は「ライバル意識だけでなく、お互いを尊重し、高め合う経験ができたのは非常に大きかった。この経験を今後に活かしていきたい」との意気込みを述べました。
Youth Hip Hop部門 藤田選手
藤田選手は「大会のレベルの高さと文化交流の重要性を実感した。今後も技術を磨きたい」と話し、成長への意欲を見せました。
Junior Pom部門 増田選手
増田選手は「チームの中で意見の衝突もあったが、その経験が世界一につながった。後輩たちにもチアの魅力を伝えたい」と述べました。
Pom部門 住田選手
住田選手は「皆で悔いのない演技ができたのが嬉しい。今後も練習を重ねて技を磨いていきたい」と誓いました。
Hip Hop部門 伊勢選手
伊勢選手は「全員が達成感に満ちた表情をしていた。誇りを持てる結果になった」と満足感を表しました。
Jazz部門 下里選手
下里選手は「ジャズは人の思いが作品に表れる競技。支えてくれた方々に感謝し、今後もこの経験を活かしたい」と語りました。
Doubles Pom部門 薮崎選手
薮崎選手は「自分たちが良い演技をできたのが嬉しい。演技する楽しさを感じた」と満足感を表現しました。
Doubles Hip Hop部門 柴田選手
柴田選手は「悔しい思いを持った2024大会を経て、今回は嬉しい結果を残し、今後もユニークな演技を届けたい」と意気込みを示しました。
この表敬訪問は、日本スポーツチア&ダンス連盟にとっても大きな一歩であり、選手たちが得た経験と成績が未来のチアリーディングの発展に寄与することを期待しています。連盟は、世界121カ国が加盟するICUに正式加盟し、国内大会の主催をはじめ、指導者の育成と国際大会への代表派遣を行っています。今後の活躍にも目が離せません。