デコ活宣言 in 札幌
2025-01-20 14:30:48

髙梨沙羅が推進!脱炭素意識を広げるデコ活宣言 in 札幌大会

髙梨沙羅が推進する脱炭素意識啓蒙イベント



2025年1月19日、北海道札幌市の大倉山ジャンプ競技場で開催されたFIS女子ジャンプワールドカップには、環境保護の一環として髙梨沙羅選手が中心となった「JUMP for The Earth PROJECT」の一部として、脱炭素をテーマにした「デコ活宣言ブース」が登場しました。このイベントには約200人が参加し、各自の「デコ活」メッセージをシェアすることで、気候変動に対する関心の高さが見受けられました。

デコ活とは?



「デコ活」は、「脱炭素の生活を創る国民運動」というコンセプトのもと作られた言葉で、脱炭素を意味する「DEcarbonization」と環境を考慮した「Eco」を組み合わせています。今回のイベントでは、観客に身近なところからできる行動を促すメッセージを書いてもらい、その内容をボードに掲出。たとえば「マイボトル常に持参!」や「公共交通機関の利用」、「物を大事に長く使う」といった、日常生活の中で実践可能なアイデアが約200件集まりました。

これらのメッセージは合計で24kgのCO2削減につながるとされ、参加者には、そのお礼として温かい煎茶や北海道産オニオンスープが無料で提供されました。これにより、使い捨てペットボトル削減に向けた具体的なアクションが期待されます。

髙梨沙羅選手の想い



競技の後、髙梨沙羅選手も「デコ活宣言ブース」を訪れた際、掲示されたメッセージに感動し、参加者たちの熱意に心を打たれた様子。特に、今回のイベントで協力してくれた藤女子高等学校の生徒たちに対して感謝を伝えました。彼女はこの活動を通じて、環境問題について意識を高めることの重要性を再認識したと語っています。

「デコ活宣言」では、すぐに実行可能なアイデアが多く集まり、自身にも新たな学びをもたらしたと述べています。

JUMP for The Earth PROJECTの背景



髙梨沙羅選手が立ち上げた「JUMP for The Earth PROJECT」は、気候変動によるスキー界への影響を懸念した結果生まれました。温暖化が続くと、雪不足が進行し、スキージャンプを楽しむことができる場所は減少する恐れがあります。そこで、次世代にスノースポーツを引き継ぐためには、環境保護の意識を育むことが重要です。

このプロジェクトは、「自然とふれあう」「自然から学ぶ」「自然を守る」を行動指針に掲げ、動画コンテンツの発信や実際のイベント開催を通じて、さまざまな取り組みを実施していく方針です。公式サイトも運営されており、関心のある方はぜひ訪れてみてください。

公式サイトリンク

結びに



髙梨沙羅選手が先導する「デコ活」は、スノースポーツ愛好者だけでなく、多くの人々に環境問題に対する意識を喚起する重要な取り組みです。彼女の活動を通じて、私たち一人一人が何をすべきか再考し、より良い未来に向けた行動を起こすきっかけになればと思います。


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