夢追う派遣社員を支援するウィルオブ財団の新たな挑戦
東京都新宿区に本社を置く一般財団法人WILLOF財団は、夢を追う派遣社員をサポートするための新しい支援対象者を発表しました。昨今の社会情勢において、働き方は多様化しており、派遣社員として新たな挑戦を続ける人々への支援はますます重要になっています。
2021年に設立されたウィルオブ財団は、株式会社ウィルオブ・ワークと株式会社ウィルオブ・コンストラクションの二社が共同で設立したもので、派遣社員を問わず、夢を持ちながら挑戦するすべての人を対象に活動しています。今回の公募では、過去最多の67名からの応募が寄せられ、その中から厳選された4名が新たに支援を受けることとなりました。
支援対象者の紹介
1. 葉山渉さん (ITエンジニア派遣社員)
葉山さんは、格闘ゲーム「ストリートファイター6」で世界大会への出場を目指しています。高校生の時に格闘ゲームに出会い、大学時代には9位入賞を果たすなど、数々の実績を持つ彼ですが、正社員としての道を断念し、派遣社員として活動しながら競技を続けています。今年度のカプコンカップ本戦への出場を目指し、ウィルオブ財団がその活動経費を支援します。
2. 佐川明歩さん (看護師派遣社員)
滋賀県在住の佐川さんは、スノーボード競技に情熱を注ぐ看護師で、2023年に正規職員を退職し、競技に集中するために派遣社員として働いています。国内最大級のバンクドスラローム大会でのプロ選手相手に勝利を目指し、ウィルオブ財団がトレーニング費用をサポートします。
3. 手塚悟さん (ウィルオブ所属派遣社員)
映画制作に情熱を持つ手塚さんは、ドキュメンタリー作品の製作を通じて家族のテーマを探求しています。コロナ禍での挫折を乗り越え、カンヌ国際映画祭などへの出品を目指しており、ウィルオブ財団が製作費を支援します。
4. 北小路優子さん (介護施設派遣社員)
介護施設で働く北小路さんは、フィンスイミング競技の傑出した選手で、過去に日本代表としても活躍されてきました。今年はマスターズ世界選手権での優勝を狙い、自身の成長を証明する決意をしています。ウィルオブ財団はそのための渡航費用を支援します。
さらなる挑戦を応援
ウィルオブ財団は今後も多様な働き方が尊重され、派遣社員が自身の夢に向かって挑戦を続けられる環境作りに注力していく所存です。どなたでも夢や目標に向けて挑戦する勇気を持てる社会を目指し、さまざまな側面からサポートを提供していきます。支援を受ける彼らの物語は、多くの人に勇気を与え、困難に立ち向かう姿を浮き彫りにします。
ウィルオブ財団は、これからも夢を追う派遣社員の活動を全力で支援し、お一人お一人の挑戦を共に歩んでいくことを約束します。公式サイトでは、詳しい活動内容や支援状況を随時更新していく予定ですので、ぜひご確認ください。