再生可能エネルギーの新たな波、両面発電ソーラーカーポートが実現した革新
再生可能エネルギーの普及が進む中で、特に注目を浴びているのが「両面発電ソーラーカーポート」。三谷産業イー・シー、三協立山、ジンコソーラーという三社の強力なコラボレーションによって生まれ、DR認定(飛び火認定)も取得したこの製品は、ただのソーラーカーポートではありません。独立して設置できるため、駐車場のスペースを最大限に活用でき、住宅のみならず商業施設や公共機関でもその導入が進んでいます。
3社コラボによる技術革新
三谷産業イー・シーは、LPガス・石油製品などの販売を行う商社で、特にエネルギー関連事業に強みを持っています。一方、三協立山は、アルミ構造のカーポート設計と製造を手掛けており、これらが集結して、最先端の両面発電ソーラーカーポートが誕生しました。さらに世界的な太陽光発電企業であるジンコソーラーがその高性能パネルを供給し、各社の得意分野が見事に融合しています。
DR認定の意義
この製品は、防火基準を満たすDR認定を取得しています。これによって、火災リスクの高い地域でもスムーズに導入が可能となり、再生可能エネルギーの普及が一層加速するでしょう。特に、防火地域や準防火地域においてもその安全性が証明されたことで、消費者の信頼を獲得する要因となります。
独自の特徴
この両面発電ソーラーカーポートの魅力は、美しいデザインだけではありません。オールアルミ製のため経年劣化の心配が少なく、メンテナンスも簡単です。雨水の処理においては、特許申請中のアルミ製目地材を使っており、劣化しやすい樹脂やゴムに比べて優れています。また、両面発電パネルを使用することで、地面からの反射光を最大限活用し、効率的な発電が可能です。
さらに、蓄電システムを設置することで、停電時でも電源を確保でき、災害時の避難所やBCP(事業継続計画)対策としても機能します。長期保証を実現しているため、顧客にとって安心の選択肢となるでしょう。
多様な対応力
このソーラーカーポートは、積雪150cm地区や基準風速46m/sに対応しているため、さまざまな気象条件下での使用が可能です。また、色やデザインのバリエーションも豊富で、選ぶ楽しさも提供しています。実際に、駐車場のモデルケースとして、44枚のパネルを使用し、32,000kWhの発電量を見込むことも可能です。
展示会の注目製品
最近行われた「PV EXPO」では、この両面発電ソーラーカーポートの実物が展示され、大きな注目を集めました。特に後方2本支柱の構造は、鉄製では難しい美しさを実現しつつ、強度も確保しています。この新しいデザインは、商業施設などでの使用を想定したもので、使い勝手の良さも追求されています。
今後の展望
三谷産業イー・シーは、この新商品を全国に展開し、再生可能エネルギーの普及に尽力していく予定です。今後も三協立山やジンコソーラーとの連携を深め、環境に優しい社会の実現に向けた提案を行ってまいります。あなたの住まいにも、再生可能エネルギーを取り入れた持続可能な未来を、ぜひ考えてみてはいかがでしょうか。