45周年を迎えた「ベストヒットUSA」が初のファンイベントを放送決定！

1981年にテレビ朝日でスタートした洋楽番組「ベストヒットUSA」が、今年45周年を迎えるとともに、初のファンイベント「ベストヒットUSAポップ・サミット・パーティー！」の放送が決定しました。番組は2003年からBS朝日で継続され、VJには憧れのレジェンド・小林克也が務めています。イベントは4月8日に東京国際フォーラムで開催され、6月にはその模様が3週にわたって放送されます。

45周年記念イベントの盛況

このイベントの発表からわずか3日でチケットが完売。ファンの熱意を受けて、当日券も即完売となり、会場ではオリジナルグッズの販売に長蛇の列ができました。熱狂的なファンたちが集まり、初めてのファンイベントは大いに盛り上がりました。

AI小林克也と共に80年代へタイムスリップ

イベント当日は、小林克也のAI版が注意事項を伝え、会場は瞬時に80年代の雰囲気に包まれました。「ベストヒットUSA」のコールと共に現れた本物の小林に大きな歓声が起こり、湯川れい子、岡村靖幸、ピーター・バラカンという豪華ゲスト陣が集結。彼らは80年代の名曲を振り返りながら、当時の音楽がどう現在に影響を与えているのかを語り合いました。

音楽への憧れと影響

80年代、洋楽を紹介する貴重な番組として多くの若者が憧れた「ベストヒットUSA」。岡村靖幸もその一人で、番組から得た知識や刺激が彼の音楽人生に与えた影響について語りました。小林は、当時のヒット曲をリズミカルに紹介する姿勢が視聴者にどれほどの影響を与えたかを思い出し、感慨深い様子でした。

湯川れい子が選ぶ80年代ソング

特別コーナーでは、湯川れい子が選ぶ80年代の名曲を10曲紹介。中でもマイケル・ジャクソンの「スリラー」は欠かせないと語り、その熱い理由を述べました。また、シンディ・ローパーの「Girls Just Want To Have Fun」やザ・ポリスの「Every Breath You Take」についても解説し、音楽の思い出を語りました。彼女がシンディと共に東北を回った際のエピソードや、大阪公演でプリンスと過ごした思い出も交え、会場を盛り上げました。

音楽の変遷を振り返るトークセッション

岡村は、80年代から90年代の音楽の違いについて小林に問いかけ、当時のポジティブなミュージックビデオと、90年代のグランジロックの関係を探りました。また、彼がセレクトした楽曲「Cry」や「Batdance」についても議論が展開され、音楽の変遷が語られました。

音楽の本質と現代への影響

イベントの後半では、三人が現代の音楽についてそれぞれの見解を述べ、「音楽は決して無くならない」というメッセージが強調されました。現代のヒット曲が持つ複雑さやシンプルさについての議論も展開され、日本の音楽シーンの光る存在である藤井風についての意見も交わされました。最後に、小林が「音楽はこれからも続く」と約束し、会場は大きな拍手に包まれました。