スポGOMI日本代表チーム、遂に決定!
日本国内で行われた「日本財団スポGOMIワールドカップ2025」の予選が終了し、47都道府県から選ばれた代表チームが決定しました。これにより、2025年9月21日に東京都で開催される「日本STAGE」に出場し、世界大会への切符を目指す戦いが始まります。
スポGOMIとは?
「スポGOMI」は、「スポーツ」と「ごみ拾い」を融合させた、日本発の新しいスポーツです。2008年に始まったこの競技では、3人1組のチームが60分間で指定エリア内のごみを拾い、その量や種類に応じたポイントを競い合います。単なるごみ拾いから進化し、誰もが熱意をもって参加できるアクションに変わりつつあります。
日本STAGEでの熱き戦い
日本STAGEでは、全47チームが集まり、2025年10月開催予定の「スポGOMIワールドカップ2025 FINAL」出場権を懸けて競います。この最終決戦には、34カ国の代表チームが参加予定で、ここでの勝者が日本代表として世界の舞台で戦います。
環境問題への取り組み
2023年、この活動に参加した1,049チームは、驚くことに4,411.9kgものごみを回収しました。この数字は競技としての意義を超え、実際に、私たちの生活環境に直面している深刻な海洋ごみ問題への挑戦でもあります。環境省の推計によると、海に流出するごみの約80%が私たちの住む「まち」から発生していると言われており、スポGOMIを通じて私たちが普段目にするごみを減少させる手助けをすることができます。
世界へ広がるスポGOMI
さらに今年は、海外からも多くの参加があり、現在34カ国がこのスポーツに参加し、774チームがごみを集める活動をしています。すでに9,553.2kgのごみが回収され、この取り組みは国際的にも広まりつつあります。スポGOMIを通じて、国境を越えた仲間とのつながりや、環境保護の重要性を再認識させられる機会となっています。
アンバサダー登場!
日本STAGEでは、アスリートの松田丈志氏や田口亜希氏がスポGOMIの理念を広める「アンバサダー」として参加します。彼らの活躍により、より多くの人々がこのスポーツに興味を持ち、環境問題についての意識を高めるきっかけになることが期待されます。
まとめ
スポGOMIは単なる競技ではなく、持続可能な社会を目指したアクションでもあります。日本から始まったこのユニークな取り組みが、未来の海を守るための大きな一歩となることを願っています。2025年のスポGOMIワールドカップに向け、全国各地のチームの活躍が楽しみです。未来の地球のために、私たちも日常の中でできることを考え、行動していきましょう。