84歳の挑戦
2025-07-16 09:49:24

84歳の打田美穂さん、マスターズ大会で新記録樹立の感動物語

84歳、打田美穂さんの挑戦



84歳の打田美穂さんが、「サギヌマスイミングクラブ宮前平」に通い続け、自らの限界に挑み続けている感動的な物語が展開されています。先日、彼女はJSCA通信記録会に出場し、1,500m自由形(85歳区分)で大会新記録を樹立。さらに800mでも見事1位を獲得し、体力と意志の力を示しました。

病床からの復帰



打田さんは1980年からスイミングクラブに通い、週2回、1,000mから1,500mの泳ぎに励んできました。しかし、2年前に健康を損ない、入院を余儀なくされました。入院中はICUに入る程の重篤な状態でしたが、病状とは逆に、「私にはスイミングがある」と信じ、復帰を決意しました。退院後は初級コースでまずはプール内を歩くことから始め、徐々に泳ぎへと戻っていきました。周囲のコーチや仲間たちの励ましが大きな支えとなりました。

75歳での選択



実は、打田さんは75歳の時に体力の衰えを実感し、マスターズ水泳の登録を一度辞退していました。しかし、彼女のスイミング仲間やコーチからの後押しで、85歳区分で再登録することを決意。6月にはマスターズの水泳大会に参加し、「水泳は本当に楽しい。何歳からでも、初めてでも問題ない」と語るその姿勢は、年齢に縛られないシニアの輝きそのものです。

水泳での仲間との絆



打田さんは「水泳を通して出会えた仲間たちや家族が、私の支え」と話します。81歳で新たに泳げるようになった彼女は、毎朝の8,000歩ウォーキングも再開し、徐々に体力を戻しています。この“100歳いきいきプロジェクト”を通じて、サギヌマスイミングクラブはより多くのシニアにポジティブな挑戦を提供し、地域の方々に元気を届けることを目指しています。

会社の取り組み



株式会社エスアンドエフは、サギヌマスイミングクラブを通じてシニア世代の健康をサポートしています。1972年に設立されたこの会社は、神奈川県川崎市に所在し、スイミングクラブ事業やフィットネス事業を展開。今後も地域の皆さまに勇気と元気を届ける活動を続けていく意向です。

これからも打田美穂さんの挑戦から目が離せません。84歳という年齢を超え、彼女が示すその生き様は、多くの人々に希望と勇気を与えることでしょう。水の中で新たな人生を謳歌する打田さんの姿勢は、私たち全員に影響を与えるに違いありません。


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