映画『The Doors: When You're Strange』がもたらす音楽の革命
ロックの歴史に名を刻むバンド、ドアーズのドキュメンタリー『The Doors: When You’re Strange』が、12月4日(金)からTOHOシネマズ日比谷にて全国公開されます。本作は、ジム・モリソンが1969年に手がけた短編映画『HWY: An America Pastoral』の映像や、貴重なアーカイヴ資料を活用し、彼らの音楽が持つ独自の影響力を浮き彫りにしています。
この映画は第53回グラミー賞で最優秀長編ミュージックビデオ賞を受賞した実績があり、その信頼性と価値を証明しています。ナレーションを担当するのは、映画界のハリウッドスター、ジョニー・デップ。彼はこの作品について、「ロックやその他のジャンルのドキュメンタリー映画の中で頑健で素晴らしいものはない」と話しており、このプロジェクトに参加できたことを光栄に思っていると語っています。
劇場での特別パフォーマンス
さらに、今回の上映に合わせて、ドアーズのメンバーであるジョン・デンスモアやロビー・クリーガーが参加した「ライダーズ・オン・ザ・ストーム」の新録パフォーマンスも収録されています。この初めてのパフォーマンスは、世界各地で撮影された映像を使い、ジム・モリソンの伝説的なボーカルに大きなトリビュートを捧げています。
「ライダーズ・オン・ザ・ストーム ソング・アラウンド・ザ・ワールド」と題し、8つの国から集まった20人を超えるミュージシャンとダンサーが参加するこのパフォーマンスは、ドアーズ結成60周年を祝うもので、希望、連帯感、そして音楽の力を視覚的に訴えかけます。ここには、先住民のコミュニティを活性化し世界中の心を鼓舞するためのリズムと歌があふれています。
映画の予告編とその背景
最新の予告編では、ドアーズの圧倒的なパフォーマンスと日常の風景が映し出され、さらにジム・モリソンの死のニュースが重なります。彼の死は、世界中に衝撃を与えた出来事でした。この予告編は本作への期待感を高め、ドアーズが辿った歴史的な軌跡を再確認させる内容になっています。
公開劇場と上映時間
映画は、12月4日からTOHOシネマズで公開され、以下の劇場が上映に参加します。
- - TOHOシネマズすすきの
- - TOHOシネマズ仙台
- - TOHOシネマズ日比谷
- - など、他にも多数の劇場での上映が予定されています。
本作の上映時間は約96分で、鑑賞料金は2800円です。映画の公式ウェブサイトでは、さらなる情報や最新の更新が行われていますので、ぜひチェックしてみてください。
ドアーズの影響と legacy
ドアーズは、著名な楽曲「ライト・マイ・ファイア」や「ブレイク・オン・スルー」を通じて、音楽だけでなく大衆文化そのものに変革をもたらしました。結成から60年を経た現在でも、その音楽と遺産は多くの人々に影響を与え続けています。彼らの歴史は、音楽業界だけでなく、あらゆるジャンルにおいて反逆と創造の象徴となっています。映画『The Doors: When You’re Strange』は、そんな彼らの軌跡を辿り、音楽の力を再認識させてくれる作品となるでしょう。