霧島での新サービス
2025-02-12 12:09:07

霧島錦江湾国立公園での新たな移動体験「WHILL」サービス導入

国立公園エリアでの革新的な取り組みが進行中です。2025年2月26日、霧島錦江湾を背景にした「なぎさミュージアム」にて、WHILL株式会社が提供する近距離モビリティサービス「WHILLモビリティサービス」が導入されます。この貸出サービスは、NPO法人くすの木自然館が運営するものであり、免許を持たない方でも気軽に利用可能な電動の移動手段を提供します。特に、霧島錦江湾国立公園の美しい自然環境を通じて、訪れる人々が快適に散策できる環境が整備されます。

私たちが直面するオーバーツーリズムの問題に対し、WHILL社は、人々が自然を楽しみながらも、エコで持続可能な観光体験を実現する一助となります。サステナブルツーリズムに対する関心が高まる中、国や地域の取り組みもそれに追随し、観光資源を保護しつつ持続可能な発展を目指しています。このような背景の中、特に高齢化社会に向けての観光環境の整備が求められています。

くすの木自然館では、「人も生き物も共生できる持続可能な社会」を目指しており、エコツーリズムの推進に加え、年齢や障害の有無に関わらず、様々な人々が自然環境や地域の文化を学ぶ機会を提供しています。そして、自然の地形を活かして、誰にでも利用しやすい散策体験を広げるために、WHILLモビリティサービスを導入することになりました。

導入されるのは、プレミアムモデル「WHILL Model C2」。このモビリティは、静かに動かすことができ、環境に優しい設計が特徴です。また、5cmの段差を軽々と乗り越えることができ、狭い場所でも自在に動くことができるため、ミュージアム内外での使用に最適です。利用者は、自分のペースで仕事や家族と共に自然を楽しむことができ、過ごしやすい環境が整います。

このサービスは、訪れる方々に新たな発見や体験を提供することを目指しています。移動手段としての性格を持ちながら、単なる交通手段以上の役割を果たし、自然との触れ合いの機会を増やしていくことが期待されています。

WHILL社は、今後もモビリティサービスの展開を通じて、すべての人々が快適に観光を楽しめる環境の整備を進めていく考えです。ここのサービスは、旅行をより公益的でサステナブルなものとし、更なる魅力を持つ観光地として成長していくことを目指しています。

■サービス詳細

  • - 開始日:2025年2月26日(水)
  • - 貸出場所:なぎさミュージアム受付
  • - 提供モデル:WHILL Model C2
  • - 利用時間:9:00~17:00(最終受付16:30)
  • - エリア:なぎさミュージアム館内および周辺の舗装された海岸沿い
  • - 利用料金:無料
  • - 利用方法:事前予約可能(メールまたは電話で連絡)、当日の空きがあれば受付で貸出可能

さらに、利用に際しての条件については体重115kg以下、足置きに足がつくこと、また操作に必要な注意力が求められます。自然観察や文化体験を通じて、訪れるすべての人々がこの新しいサービスを通じて、霧島の魅力を再発見できる日を楽しみにしています。


画像1

画像2

画像3

画像4

関連リンク

サードペディア百科事典: サステナブル WHILL 霧島錦江湾

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。