未来のモビリティ
2025-05-09 19:38:19

HKSが未来のモビリティを提案する展覧会に登場

HKSが「人とくるまのテクノロジー展2025YOKOHAMA」に出展



未来を加速するエネルギーとテクノロジー


株式会社HKS(エッチ・ケー・エス)は、2025年5月21日から23日まで開催される「人とくるまのテクノロジー展2025 YOKOHAMA」に参加します。この展示会では、最先端のEV(電気自動車)技術と持続可能なモビリティの革新を紹介する予定です。HKSの今年度のテーマは『未来を加速するエネルギーとテクノロジー』です。その中で、特に注目すべきは「HKS e-HIACE MULTI ENERGY CONCEPT」です。

新しいマルチエナジーコンセプト



HKSが提案するマルチエナジーコンセプトは、液体燃料、気体燃料、電気を動力源とする新しいアイデアです。この技術は、持続可能なカーボンニュートラル社会の実現に向け、多様なエネルギー形態を活用できることを目的としています。

HVコンバージョン構造


1. エンジン: 従来のエンジンを改良して、発電専用として運用する「シリーズハイブリッド方式」を採用。これにより高効率な運転を実現します。また、バイフューエルシステムを活用して、液体・気体燃料両方に対応可能です。その具体例として、開発中のHKS CN Fuelや、バイオエタノール、グリーン水素、再生可能天然ガスが挙げられます。
2. モータ: オートマチックトランスミッション内に設置した発電モータと駆動モータでの効率的な動力供給を実現。
3. 燃料系: 複数のエネルギーポートを備えた構造で、充電、給油、ガス充填を一つの車両で行えるように設計されています。これにより、非常時の電源供給車両としての使用も可能です。

旧世代エンジンの進化



HKSはまた、旧世代の内燃機関の高効率化にも取り組んでいます。特に1990年代に製造されたエンジンを対象とした開発では、熱効率を25.5%から40.6%に向上させるための技術革新が行われており、持続可能な社会への貢献が期待されます。例えば、スカイラインGT-R用の高効率シリンダヘッドや、新しい組立式ピストン技術を駆使し、環境負荷を軽減させています。

サスペンション受託業務



HKSは、長年の経験をもとに、自動車メーカー向けに高品質なサスペンション部品の製造、開発にも力を入れています。また、競技用サスペンションの開発も行っており、多様な走行条件に適応できる製品を提供する体制を構築しています。

開催情報



「人とくるまのテクノロジー展2025 YOKOHAMA」は、パシフィコ横浜にて開催されます。HKSのブースは展示ホールの小間475です。また、オンラインでの展示も同時に進行される予定です。

公式サイト: 人とくるまのテクノロジー展2025YOKOHAMA

HKSは1973年に創業以来、エンジンパーツやターボ、サスペンションなどのハイパフォーマンスパーツを展開し、常に自動車業界の最前線で活動してきました。今後も持続可能なモビリティの実現に向け、その技術革新を追求していく姿勢を貫いていきます。


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