日本が舞台に!国際パラバドミントン選手団を招へい
近畿日本ツーリスト株式会社は、スポーツ庁が推進するスポーツ国際交流事業「Sport for Tomorrow」の一環として、日本にウクライナ、ナイジェリア、バングラデシュのパラバドミントン選手団を招き入れることを発表しました。この特別なイベントは、2025年10月7日から11月10日まで行われ、各国の選手たちにとって貴重な練習環境と国際大会への出場機会を提供します。
招へい選手団の構成と目的
招へいされる選手団は、ウクライナから選手3名とコーチ1名、ナイジェリアから選手2名とコーチ1名、バングラデシュから選手2名とコーチ1名の計12名で構成されます。彼らは日本国内での練習を通じて技術向上を図り、国内の学校との交流を通じて国際理解の促進を目指しています。特に、使用される練習施設や交流の場は、自国で十分な環境が得られない選手たちにとって非常に重要な役割を果たします。
特別な交流イベント
この取り組みでは、現地の学校や大学での交流が計画されています。以下に主要なイベントを紹介します:
- - 10月17日(金) ウクライナ選手団が静岡市立城北小学校及び静岡英和女学院中学校・高等学校を訪問
- - 10月21日(火) ウクライナ選手団が日本福祉大学を訪問
- - 10月23日(木) ウクライナ選手団が静岡県立科学技術高等学校を訪問
- - 10月29日(水) ナイジェリア・バングラデシュ選手団が渋谷区立神宮前小学校を訪問
- - 11月5日(水)~11月9日(日) JAPAN Para Badminton Internationalに出場予定
これらの交流イベントは、選手たちが現地の子供たちや学生たちと触れ合い、スポーツを通じた国際的なつながりを強化する機会となります。参加する若者たちは、その経験を通じて、多様性や共感を学ぶことでしょう。
Sport for Tomorrowの背景
「Sport for Tomorrow」は、世界中のさまざまな世代がスポーツの価値を享受できるよう努める取り組みです。この事業では、特に開発途上国や紛争地域で活動する若者たちに対して、スポーツを通じた機会を提供することに力を入れています。また、東京2020大会のスポーツ・レガシーを引き継ぎながら、国際交流と協力を進めることを目指しています。
近畿日本ツーリスト株式会社は、この事業における先駆的な役割を果たし、選手たちの能力向上と相互理解の促進に貢献することを期待されています。選手団の受け入れによって、日本と世界の架け橋となる一歩が踏み出されることが、非常に楽しみです。今後の彼らの活動が、多くの人々に影響を与え、スポーツの絆が広がることを願って止みません。