Valuence INFINITIESが明聖高等学校との提携を発表
バリュエンスジャパン株式会社が運営するプロダンスチーム「Valuence INFINITIES」は、千葉県に位置する学校法人花沢学園 明聖高等学校と教育支援を目的としたパートナー契約を締結しました。この取り組みは、ダンスを通じた生徒の表現力やコミュニケーション能力の向上を目指します。
教育の新たな可能性
明聖高等学校は「キミらしく学ぶ」をモットーに、多様な学びを提供する総合通信制高校です。生徒が主体的に学ぶ環境を整えている中、バリュエンスグループは「大切なことにフォーカスして生きる人を増やす」というビジョンを掲げ、新たな価値創出に取り組んでいます。2022年からは日本のプロダンスリーグ「第一生命 D.LEAGUE」にも参画し、体験価値の提供に貢献してきました。
今回のパートナー契約は、明聖高等学校がValuence INFINITIESの理念に共感し、ダンスの人気が高まる中で教育支援としてダンスを取り入れる意図が一致したことから実現しました。ダンスの現場で活躍するプロダンサーによる授業を通じて、生徒の個性と可能性に着目し、身体表現を促進する新たな挑戦となります。
特別ダンス授業の概要
特別ダンス授業は、2025年10月から2026年1月までの期間で続き、全8回が予定されています。授業は90分のワークショップ形式で、参加者はHIPHOPの基礎を学びながら、自ら振付を考案する機会も与えられます。最終回には、校内発表会も予定されており、生徒同士の協働作業を通じたコミュニケーション力も育めます。
この授業では、プロダンスリーグの経験を持つ講師LENが指導にあたり、アイソレーションやリズムトレーニングなどの基本スキルを習得できます。生徒たちはダンスの楽しさを学ぶとともに、自主性やチームワークを発展させることが期待されています。
明聖高等学校の期待とビジョン
明聖高等学校は、2000年の開校以来、生徒が多様な経験を積むことができる環境づくりを行ってきました。この学校には、不登校経験を持つ生徒や、学校生活に難しさを感じている生徒も多く存在しています。そのため、ダンスの力を借りて、彼らの感性や自己肯定感を高める取り組みに力を入れます。
校長の花澤悟史氏は、「ダンスは生徒の自己実現を促す手段として非常に価値がある」と考えており、今回の提携によって生徒一人ひとりが持つポテンシャルを引き出すことを目指しています。
Valuence INFINITIESのビジョン
Valuence INFINITIESは、BREAKIN’やHIPHOP、HOUSEなど多彩なダンスジャンルでメンバーが活動しており、国内外の大会で数多くの実績を誇ります。今後もダンスの可能性を追求し、人々に笑顔や勇気などの体験価値を提供し続けることを目指します。
今回の提携を通じて、Valuence INFINITIESは教育分野における新たな価値提供を推進し、心を動かす体験の創出に寄与していくことでしょう。この新しい試みは、ダンスを通じた自信と自己実現を目指す若者たちにとって、希望の光となることでしょう。