Mona Sugata個展
2026-03-06 13:12:45

表参道でのMona Sugataの個展「As above, so below」が持つ深いメッセージ

Mona Sugataの新たな個展が表参道で開催



2026年3月13日(金)、東京都港区のアザワイズギャラリーにて、アーティストのMona Sugataによる個展「As above, so below」がスタートします。この展覧会は、4月18日(土)までの期間において、ヨーロッパの伝統的なコテ技法を基にした布花表現を中心に、多様なモチーフでミクロとマクロの関係性を探る新作立体作品を展示します。

新作立体作品の背景



Mona Sugataは、フランスで200年以上の歴史を持つクチュールの技法を活かし、熱したコテで布を成形した立体作品を制作しています。こうした技法は、布の染料の滲みや皺を制御するのではなく、むしろ「素材との対話」として取り入れる姿勢が特徴です。このようにして生み出された造形は、固定された完成形ではなく、光や空気、時間によってその表情を変える“状態”としての存在感を持ちます。

SugataはかつてTiffany & Co.でジュエリー彫刻師として活躍した経験があり、密度の高い手仕事の技術は、彼女の現在の作品にも深い影響を与えています。硬質な金属から柔らかな布へと素材が変わったとしても、その姿勢は一貫しており、彼女の作品には細部に宿る深みが感じられます。

“As above, so below”の思考



個展のタイトル「As above, so below」は、天と地、ミクロとマクロが相似しているという思想に基づいています。Sugataが制作する作品には、虫や植物が繊細に作り込まれている一方で、どこか揺らぎや柔らかさを感じさせる存在感があり、観る者に自然とつながる感覚をもたらします。私たちの足元にある小さな命に目を向けることは、自己の存在や世界の広がりを見つめ直す機会になるのです。

展覧会における哲学的考察



この展覧会の背景には、フランスの哲学者エマヌエーレ・コッチャの考え方があります。彼は、人間を特別視するのではなく、植物や他の生命、環境との連続性を重視するべきだと提唱しています。この視点は、Sugataの制作プロセスにも影響を与えており、彼女の作品に穏やかな調和をもたらしています。

死の影響と静けさ



さらに、Sugataは身近にあった人の死を経験したことが、彼女の作品に独特の静けさと緊張感をもたらしていると述べています。生命の終焉後も何かが残り続けるという感覚は、本展全体を織り成すテーマとなっています。

展覧会情報



個展概要

  • - 開催期間:2026年3月13日(金)〜4月18日(土)
  • - オープニングレセプション:3月13日(金)18:00-20:00
  • - 作家在廊予定日:3月13日、14日、20日

ギャラリー情報


アーティストプロフィール


Mona Sugataは、1983年に東京都で生まれ、2009年に多摩美術大学絵画専攻を修了しました。彼女は、花や葉を用いた布花表現を通じて、生命の営みの美しさをシンボリックに描くアーティストとして知られています。

本展は、日常に隠れた生命に目を向け直し、私たちの存在の本質について考えさせられる貴重な機会となることでしょう。


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