第44回G杯争奪全日本がま磯選手権の優勝者決定!
2026年2月22日から24日にかけて、大分県佐伯市米水津で開催された「第44回G杯争奪全日本がま磯(グレ)選手権」。この大会は、全国各地で予選を勝ち抜いた選手や前回大会の上位入賞者を含む15名の精鋭による熱戦が展開されました。競技の舞台となった米水津では、今シーズン特にグレの食いが良好であり、例年とは異なり順調な釣果が期待される状況でした。ただし、技術が要求される難易度の高い磯でもあったため、選手たちにとって一筋縄ではいかない挑戦ともなりました。
魅力的な予選リーグ
予選リーグは、4名ずつ4組(1組は3名)に分かれて行われ、各組の上位2名が決勝トーナメントに進出する方式です。参加者の実力は非常に高く、全体で10kgを超える釣果も多く見られました。中でも、大桃正志選手(セミファイナルB古和浦)、那賀久照選手(シード選手)、牧山邦亮選手(セミファイナルD宮ノ浦)、杉山勝也選手(セミファイナルA伊豆)、幸森大輔選手(シード選手)、津谷浩剛選手(セミファイナルC矢が浜・蒋渕)、敷地翔太朗選手(セミファイナルC矢が浜・蒋渕)、濱中徹選手(セミファイナルA伊豆)の8名が選出され、心躍る勝負が繰り広げられました。
準々決勝と準決勝のハイライト
2日目の準々決勝では、潮の変化を読み解き、良型のグレをどれだけ捉えられるかが勝負の鍵となりました。那賀選手、牧山選手、津谷選手、大桃選手が準決勝へ進むことに成功し、次のステージへと駒を進めます。準決勝では、選手それぞれの技量が試され、特に那賀選手と牧山選手の対決は見ごたえがありました。那賀選手は手際よく本命を攻略し、勝利を収める一方で、津谷選手と大桃選手の試合は、厳しい条件下での釣果なしというタフな結果に終わりました。また、大会のルールにより、津谷選手が準々決勝の総重量でわずかに優位に立ち、決勝進出を果たしました。
壮絶な決勝戦
決勝戦には、那賀久照選手と津谷浩剛選手の2名が挑戦します。この戦いの舞台は、米水津の名礁・横島3番。潮目やヨレが絡む中で技巧が求められる。開始早々から両者は竿が曲がり、興奮を巻き起こしましたが、細かな戦略とテクニックがものを言う展開が続きます。後半では、一時は並んだものの、那賀選手が有利に試合を進め、結局のところ重量でも上回り優勝を手にしました。
感動のフィナーレ
優勝を果たした那賀選手は、家族や仲間への感謝の意を表し、その感極まった姿には涙が溢れました。過酷な戦いを経ての勝利は、彼にとって念願の全国制覇。茨の道を乗り越えた先にある栄光が、全ての選手にとって目指すべき理想であることを改めて感じさせる大会となりました。
入賞者の結果
| 順位 | 選手名 | 尾数 | 重量 |
|---|
| - | -- | -- | ---- |
| 1 | 那賀久照 | 11尾 | 8,540g |
| 2 | 津谷浩剛 | 10尾 | 7,460g |
| 3 | 牧山邦亮 | 9尾 | 8,000g |
| 4 | 大桃正志 | 9尾 | 7,300g |
この大会での経験は、選手たちの今後の釣り人生においても大きな財産となることでしょう。今後もますます目が離せない競技となりそうです。