守山工場がAWS認証
2025-08-29 11:49:08

日本コカ・コーラ守山工場がAWS認証を取得、持続可能な水利用を推進

日本コカ・コーラ守山工場のAWS認証取得



日本コカ・コーラ株式会社は、滋賀県守山市に位置する守山工場が、国際的な水資源管理の基準であるAWS(Alliance for Water Stewardship)コア認証を取得したことを発表しました。これにより、同工場は国内ではコカ・コーラ ボトラーズジャパンの白州工場に続く2つ目のAWS認証を持つ拠点となります。

AWS認証とは?



AWSは、世界自然保護基金(WWF)やThe Nature Conservancy(TNC)などのNGOと企業が協力して設立した機関で、持続可能な水の利用を国際的に推進する役割を果たしています。この認証は、水の保全やその管理に関する取り組みを評価し、持続可能な利用を目指す企業や施設に与えられます。

水資源管理への取り組み



コカ・コーラシステムでは、水の使用効率を向上させ、適切に処理した水を地域に還元するために、全社的に責任ある水管理を行っています。特に守山工場では、AWS規格に従って地域のステークホルダーと連携を深め、水質管理や森林整備を通じて周囲の流域への貢献が評価されました。これにより守山工場の活動は持続可能性が認められ、AWS認証を獲得したのです。

守山工場は、2024年10月に夏見生産森林組合とともに「琵琶湖森林づくりパートナー協定」を締結し、地域との水源涵養活動の体制を整えています。このような協力を通じて、日本コカ・コーラシステムは全国22の工場が連携し、地域社会の水資源保全に向けた取り組みを強化していきます。

高い基準での水質管理



守山工場では、世界的に共通の品質とオペレーション管理の基準である「Coca-Cola Operating Requirements(KORE)」に基づき、厳格な水質管理を実施しています。このシステムは、原材料の調達から製造、物流、販売に至るまでの各プロセスにおける品質、食品安全、環境、労働安全衛生といった多岐にわたる基準を網羅しており、国際規格ISOをアップグレードした内容が含まれています。

持続可能な未来へ



さらに、日本コカ・コーラは2025年3月に「ジャパン・ウォータースチュワードシップ(JWS)」の設立メンバーとして参画し、国内のウォータースチュワードシップの推進を図っています。多様なステークホルダーと連携し、持続可能な水利用の普及と実践を推進していく方針です。

日本コカ・コーラの水資源保全活動に関する詳細は、同社のウェブサイトをぜひご覧ください。 水資源保全活動詳細

持続可能な未来を目指し、私たち全員が水資源の重要性を理解し、実践していくことが求められています。コカ・コーラの取り組みが、他の企業や個人にとっても良い手本となることを願っています。


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