新国立劇場のトーク
2025-02-19 13:12:29

新国立劇場トークセッションで探る創作の秘密と進化

新国立劇場の新たな試み - 「こつこつプロジェクト」



新国立劇場は、2025年4月17日(木)に「こつこつプロジェクト」に基づくトークセッションを開催します。このイベントでは、小川絵梨子芸術監督就任以降始まった「こつこつプロジェクト」から生まれた3作品の演出家が集まり、独自の創作過程や手ごたえを語ります。

「こつこつプロジェクト」とは


「こつこつプロジェクト」は、新国立劇場で行われる、作品創作のための長期にわたる取り組みです。このプロジェクトは、作品完成を急がず、約1年間の期間をかけて参加者が討論や試演を行い、作品の理解を深め、より良いものづくりを行うことを目的としています。短期間の稽古で上演されることが多い日本の演劇界において、この取り組みは新しい意味を持っています。

トーク参加者の紹介


トークセッションには、以下の3名の演出家が登壇します:
  • - 西沢栄治:2021年に上演された『あーぶくたった、にいたった』を演出。
  • - 船岩祐太:2024年に上演予定の『テーバイ』の構成・上演台本・演出を担当。
  • - 柳沼昭徳:2025年に開幕する『夜の道づれ』の演出を手がけます。

この三者は異なるアプローチで作品を育て上げ、それぞれの経験を通じて、観客にどのような価値を提供できるかを探求してきました。

トークセッションの詳細


トークセッションは新国立劇場小劇場にて18:30から開始される予定で、所要時間は約75分です。参加は無料で、事前予約が必要です。どなたでも申し込むことが可能で、先着順での受付となります。

登壇者プロフィール


  • - 西沢栄治は1971年生まれで、伝統的なギリシャ劇や歌舞伎にも取り組む演出家。数多くの作品を手がけており、特に『ハイライフ』や『楽屋』などが評価されています。
  • - 船岩祐太は桐朋学園芸術短期大学卒業後、演劇集団砂地を結成し、古典を原作とした作品を中心に発表。多様な演出経験を持っています。
  • - 柳沼昭徳は「烏丸ストロークロック」を設立し、地域密着型のフィールドワークを重視した作品を展開。彼の作品は地方の特色を生かした創作スタイルが特徴です。

新国立劇場では、演劇に関わる様々な人々との交流を深める「ギャラリープロジェクト」というイベントシリーズを通じ、より幅広い観客に演劇を届けようと取り組んでいます。このトークセッションもその一環であり、演出家たちのクリエイティブな思考を聞く貴重な機会となります。

終わりに


参加者は、演劇創作の現場から直に情報を得られる貴重な機会として、このセッションを通じて新たな視点を得ることができるでしょう。演劇ファンはもちろん、これから演劇に関わりたいと考える人々にもおすすめのイベントです。ぜひ予約をお忘れなく!


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