ラジオ全盛期の秘訣
2024-12-29 12:33:59

ラジオの復活を描く冨山雄一氏の新著『今、ラジオ全盛期。静かな熱狂を生むコンテンツ戦略』

ラジオの全盛期を導いた著者冨山雄一氏の新刊



2025年1月31日、株式会社クロスメディア・パブリッシングから、冨山雄一氏の著書『今、ラジオ全盛期。静かな熱狂を生むコンテンツ戦略』が発売されます。著者であり、オールナイトニッポンの統括プロデューサーである冨山氏は、ラジオ業界の変化を20年の軌跡を踏まえて詳述し、どのようにして今日の繁栄を築いたのかを語ります。

ラジオの衰退から復活の道



2000年代の初めには、ラジオは危機的状況にありました。新興のメディアたちが次々と登場し、テレビやネットの影響でリスナーが減少。リーマンショックの影響により、スポンサーの数も激減し、オールナイトニッポンの放送には協賛企業名が全く見当たらないこともありました。しかし、そこから20年経ち、オールナイトニッポンは年間70社以上のサポートを受けるまでに成長しており、全盛期を迎えています。この新刊では、この劇的な転換のバックグラウンドを詳しく解説しています。

静かな熱狂を生む戦略



富山氏は、ラジオが「静かな熱狂」をどう生んできたのか、その背後にあるコンテンツ戦略を示します。社会が変わり、メディア環境が変化している中で、ラジオはSNSやイベントを駆使してリスナーとの絆を育み、長期的な視野を持った発展を遂げてきたのです。

1. 素の良さを活かす
ラジオは、他のメディアにはない「ありのまま」を表現する魅力があります。利用者が自分を加工することが普通になった今、自身の素を魅せるラジオは新鮮です。

2. 関係性の耕し方
パーソナリティとリスナーの間には、顔も知らないのに長年の親密感が存在します。冨山氏は、そんな特別な関係性を大切にしています。

3. じっくりと蓄積する姿勢
時間を重ねて築くつながりが今のラジオを支えています。短期間で成果を求める時代でも、ラジオは長期的成長戦略を追求し続けています。

東日本大震災とコロナ禍



本書では、震災替えでのラジオの価値や、コロナ禍における新しい挑戦についても触れています。どのように人々の心に寄り添い、情報を届けてきたのか、現場のストーリーが描かれています。

本書の構成と作者の言葉



本書はプロローグに始まり、2000年代初頭のラジオの衰退から、最近の全盛期に至るまでのさまざまな章で構成されています。冨山氏は20年以上にわたり、オールナイトニッポンを支えてきた経験を元に、多くのエピソードや洞察を共有しています。

出版社であるクロスメディア・パブリッシングでは、ラジオの歴史やその影響を分かりやすく、広く伝えたいと考えています。ラジオに興味がある方はもちろん、その魅力を未体験の方にも刺激となる一冊です。

この本を読み進めるうちに、ラジオの静かな熱狂の秘密が見えてくることでしょう。ぜひ、手に取ってみてはいかがでしょうか。


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