鈴木英史の還暦を祝う特別な演奏会
日本で最も長い歴史を誇る交響吹奏楽団、Osaka Shion Wind Orchestraが2025年11月2日に京都で開催する「第8回京都定期演奏会」では、人気作曲家鈴木英史の還暦を祝う特別なプログラムが披露される予定です。このコンサートの最大の魅力は、首席客演指揮者ダグラス・ボストックがその選曲に深く関わっていることです。
プログラムの全貌
演奏される作品には、鈴木英史が手掛けた多彩な楽曲が含まれています。中でも注目を集めているのは、「英雄の悲劇」シリーズからの選りすぐりの楽曲です。具体的には『信長〜ルネサンスの光芒』や『大いなる約束の大地〜チンギス・ハーン』の演奏が予定されています。また、2024年5月に台湾での演奏会で大盛況を収めた『吹奏楽のための「光の祭典」』も含まれ、聴衆の心を捉えることでしょう。
特筆すべきは、鈴木氏の隠れた名作『払暁雄誥〜あかつきの歌』と、未発表の『交響曲第1番』の演奏です。この『交響曲第1番』は、ボストックマエストロの強いリクエストによって新たに中間スケルツォ楽章が加えられた最新版としての初演となります。
会場と詳細情報
演奏会の舞台は、京都市左京区に位置する京都コンサートホール大ホールです。2025年11月2日の日曜日には、14:00から開場し、15:00から演奏が開始されます。ナビゲーターとしてのダグラス・ボストックの手腕にも期待が高まります。
チケットはS席が5,000円、A席が4,000円、B席が3,000円という価格設定で全席指定されています。学生には各席種から1,000円の割引が適用され、Shionチケットセンターでのみ販売されています。なお、就学前の子どもの入場はお控えください。さらに、2025-2026年シーズンからは電子チケットも取り扱う予定です。
チケットの購入
チケットの一般発売は2025年7月31日から開始されます。購入はShionチケットセンター、オンラインチケット販売サイト、または各種音楽系プラットフォームを通じて行えます。代表的な販売サイトにはチケットぴあ、ローソンチケット、イープラスなどがあります。
この演奏会は、音楽愛好者だけでなく、鈴木英史の未だ知られざる魅力を発見する絶好の機会です。彼の楽曲に込められた情熱と技巧、その全てを生で体感できる貴重な体験をお見逃しなく。
Osaka Shion Wind Orchestraは、音楽文化の発展に貢献すべく、幅広い活動を行っています。これからの公演も多くの人々に音楽の素晴らしさを届けることでしょう。詳しい情報や最新の活動は、公式ウェブサイトやSNSを通じて確認できます。