ミズノ、進化したフットボールシューズ「MIZUNO α II」シリーズを発表

ミズノの「MIZUNO α II」シリーズがスタート

ミズノが2023年2月14日、待望のフットボールシューズ「MIZUNO α II」シリーズを全国の取扱店で販売開始します。この新シリーズは、前作での選手のフィードバックを基に開発され、アッパー構造が進化しました。これにより、フィット感と軽量感が大幅に向上し、より快適なプレーを可能にしています。

「MIZUNO α」シリーズの進化について

「MIZUNO α」シリーズ自体は、2022年に登場したモデルですが、その時から軽量、柔軟、素足感覚といった現代フットボールにおけるスピードを追求し続けています。そして今回の「MIZUNO α II」シリーズでは、更なるスピード向上と快適なフィッティングを実現するため、アッパー部分の設計が見直されました。これにより、より柔らかい感触が得られ、プレーのパフォーマンスが向上しています。

アッパー部の強化

新モデルでは、アッパーは前作の5層から6層に増え、さらに快適なフィット感が実現されました。足首周りのパターンも改善され、選手の快適さを追求したデザインです。全体の裏材には、高いグリップ力を誇る『ZEROGLIDE α MESH』が採用され、プレー中の足のズレを軽減しています。これにより選手は、自身の動きに集中できると言えるでしょう。

アウトソールの特長

アウトソールは、先代モデルから継承された『α Triangle Stud』を基に、進行方向へのスピードとクイックな動きを考慮した設計が施されています。また、エネルギーロスを低減するために『KaRVO RSTM』の厚さが再設計され、反発性と柔軟性を向上させました。踵部分には『MIZUNO ENERZY』も使用され、優れたクッション性を実現しています。

各モデルの特長

「MIZUNO α II」シリーズでは、すべてのモデルに『Engineered Fit Last NEO』を採用し、そのデザインにより最適なフィット感を提供します。特に注目したいモデルは以下の二つです。

「MIZUNO α II ELITE」

このモデルは、JAPANモデルと同じアッパー設計が施されています。踵部分の『MIZUNO ENERZY』によりクッション性が向上し、全体的に軽量で柔軟性があるシューズに仕上がっています。また、約10gの軽量化も実現キャッチーなデザインが特徴です。

「MIZUNO α II PRO」

「MIZUNO α II PRO」は、耐久性を重視したモデルで、スタッドのサイズや素材を工夫することにより持続力が向上しています。中底は「ELITE」と同様の仕様で設定されており、約5gの軽量化も嬉しいポイントです。

トップ選手の使用

ミズノブランドのアンバサダーに就任している吉田麻也選手（ロサンゼルス・ギャラクシー）や、ジョアン・フェリックス選手（ACミラン）などが実際に着用する予定で、そのパフォーマンスに注目が集まります。ミズノはグローバルでシリーズ全体で20万足の販売を目指しており、フットボール界に新たな風を吹き込むことが期待されています。