日米合作ブロードウェイミュージカル『フルモンティ』稽古場レポート
2026年8月19日、水曜日に東京国際フォーラム ホールCでの開幕を控える日米合作ミュージカル『フルモンティ』。開演日が近づく中、日本とアメリカのキャスト、クリエイティブスタッフが一堂に会し、熱気あふれる稽古が進行しています。中でも、公開された稽古場の映像は、ファンにとって待望の一瞬と言えるでしょう。
このミュージカルは、仕事も自信も失った男たちが、家族や仲間、果ては自らの誇りを取り戻すために“一夜限りのストリップショー”に挑戦する姿を描いています。登場人物それぞれの独自の個性と背景が混ざり合い、笑いと感動が交錯する物語は、多くの人の心に訴えるものです。
稽古は英語で進行中
今回の公演では、日本とアメリカのキャストが1つのカンパニーを形成しています。稽古はすべて英語で行われ、通訳を介さずに直接コミュニケーションを取りながら、役柄や場面について活発な意見交換が行われているのが特徴です。多様な文化とバックグラウンドを持つメンバーたちが織り成す創造的な環境は、まさに化学反応を生んでいます。特に、主人公ジェリー役の山本耕史は、豊富な舞台経験を生かして、英語での意見交換を積極的に進め、キャストの結束を強めている存在です。
新たな挑戦をするゆりやんレトリィバァ
加えて、本作で初めてミュージカルに挑むゆりやんレトリィバァの姿も注目です。彼女は、英語が通じる環境の中で、本気で役柄に向き合い、歌や芝居、振付に挑んでいます。また、コメディアンとしてのユニークなセンスと存在感は、稽古場を笑いにさらしており、彼女がどのような実力を発揮するのか、観客も期待を寄せています。
笑いと感動の交錯
『フルモンティ』は、笑いだけでなく、同時に誰もが抱える不安やコンプレックス、友情や家族への思いを描いています。物語は、閉鎖された製鉄所で失業中のジェリーが、仲間たちと共にストリップショーを開催する決意を固めるところから始まります。個性豊かなメンバーたちが躊躇いながらも、ダンスやコミュニケーションを通じて心の距離を縮めていく様子が描かれます。果たして、彼らは自分自身の殻を破り、新たな一歩を踏み出せるのか。舞台上での化学反応や感動的な瞬間が待ち構えています。
日米の才能が融合
この作品は、1997年に公開されたイギリス映画『フルモンティ』を原作にしており、バッファローを舞台にしたブロードウェイミュージカルとして再構築されました。2000年のブロードウェイ初演以来、各国で愛され続けているこの物語が、日米合作として堂々と上演されるのは、実にエキサイティングなイベントです。
2026年の夏、笑いと涙が交錯するエンターテインメント『フルモンティ』を劇場でぜひ体感してみてください。笑って、泣いて、そして共感すること間違いなしです。この新たな試みに、期待が高まります。