第3回全国車いすハンドボールKnockuカップの開催決定
2025年7月26日、新宿区の新宿コズミックセンターで、「第3回全国車いすハンドボールKnockuカップ」が開催されることが発表されました。この大会は、障害を持つ人々が競い合う場であり、地域社会とのつながりを深める重要なイベントとなります。
一般社団法人Knocku(のっきゅー)が主催するこの大会には、REAL HANDBALLと株式会社ギオンがスポンサーとして参加することが決まりました。両社のサポートにより、車いすハンドボールの競技振興と普及が期待されています。特に、REAL HANDBALLは大会のゴールドパートナーとして、過去にもユニフォームや商品提供を行っており、これからも大会運営に関与していくことになります。
パートナーシップの意義
REAL HANDBALLと株式会社ギオンのパートナーシップは、単なる支援にとどまらず、共に協力しあい、より良い社会を作ることを目的としています。ギオンは今回初めての契約を結びましたが、地域に根ざしたパラスポーツの普及活動に対する熱意から、この提携が実現しました。Knockuの代表理事岡田美優氏は、企業との協力を通じて、持続可能な活動を進化させていく考えを示しています。
これからのパラスポーツは、選手や参加者だけでなく、支援者や企業を巻き込む全員が一体となる必要があります。企業の支援がなくては成り立たない側面もあるため、Win-Winの関係を築くことが重要です。
Knockuカップとは
Knockuでは、車いすハンドボールを中心に、障害の有無を問わず誰でも参加できるイベントやコミュニティを作り、多様性のある交流の場を提供しています。特に、Knockuカップは地域住民がパラスポーツに親しむ機会を提供するもので、参加者が楽しむことができるよう、さまざまな大会カテゴリーが用意されています。この大会には、経験豊富な選手から、新しい挑戦をしたい方まで、幅広いレベルの参加者が集まります。加えて、新宿区主催の車いすハンドボールの体験会も実施予定で、より多くの人々にこのスポーツを体験してもらうことが狙いです。
大会運営に向けた準備
大会は、2025年7月26日(土)に新宿コズミックセンターで開催され、開会式や体験会、ビギナーズカップなどが予定されています。具体的なスケジュールとしては、10:30から開会式が行われ、11:00からは体験会とビギナーズカップの予選が始まります。そして13:00から17:30にはビギナーズカップ本戦やチャレンジカップが行われ、最後に閉会式が行われる流れです。
Knockuの未来
一般社団法人Knockuは、東京パラリンピックを契機にパラスポーツの新しい可能性を追求しています。理念として、「パラスポーツを通じて障害という概念を変える」ことを掲げています。Knocku SC新宿とKnocku SC千葉というスポーツクラブも立ち上げ、さらに多くの人々を巻き込んで社会における「共生社会」の実現を目指しています。
最後に
Knockuカップは、ただの競技会でなく、地域の人々がともに参加し、理解を深めることができる場であると同時に、企業とのパートナーシップがもたらす新しい価値創造の舞台でもあります。この新しい挑戦へ、ぜひ皆さまも参加し、応援してください。