生きがい実態調査
2025-05-19 18:36:33

生きがい実態調査から見える年代別幸せの瞬間とは

生きがい実態調査に見る現代人の幸せの瞬間



近年、人々の生きがいや幸せの感じ方についての調査が増えています。その中でも、ソニー生命保険株式会社が実施した「生きがい実態調査」は特に注目に値します。本調査は、2015年4月1日から4月4日の期間、全国の10代から70代を対象に、インターネットリサーチで1,400人のデータを集め、その結果を公開しました。調査を実施したのは株式会社マクロミルで、信頼性の高い結果が期待されます。

93%が感じる「生きがいの重要性」



調査の結果、全体の93%にあたる人々が「生きがいを感じる瞬間は人生において大切」と回答しています。しかし、自分が生きがいを感じていると実感している人は61.1%に留まり、約4割は「生きがいがない」または「わからない」と感じていることが明らかになりました。特に年代別に見ると、10代では74%が生きがいを感じていると答えていますが、40代になるとその割合は51.5%に減少します。この結果から、年代によって生きがいの実感度が異なることが浮き彫りになりました。

生きがいを感じる瞬間TOP3



生きがいを実感している人々に、どのような瞬間に生きがいを感じるかを尋ねたところ、以下のような結果が得られました。
1. 美味しいものを食べるとき (47.4%)
2. 旅行をしているとき (46.0%)
3. 温泉やスパに行くとき (25.4%)

また、音楽を聴いたり、パートナーとのコミュニケーションを楽しむことも多くの人々にとっての生きがいの一部となっています。

世代別の生きがいの特徴


調査結果を年代別に見てみると、興味深い違いが明らかになります。例えば、10代では「美味しいものを食べること」が生きがいのナンバーワンとなっていますが、同時に「推し活(日常に好きなキャラクターやアーティストを応援する活動)」も高い評価を受けていました。男女別に見ると、男性は旅行を重視する一方、女性は美味しい食べ物を優先する傾向が見受けられます。

生きがいを継続するためのヒント


生きがいの継続に関しては、多くの人々が「金銭的に無理をしない」ことや「体力的に無理をしない」こと、そして「睡眠をしっかりとること」を注視していることが分かりました。生きがいのための活動にかける年間費用は107,289円、平均して153.5回の活動を行い、その一回あたりのコストは約699円に達しています。これらの数値からも、無理をせず楽しむことが生きがいを持つために重要であることが伺えます。

日常の中のささやかな幸せ


この調査では、生きがいを「ない」「わからない」と感じている人々でも、身の回りの小さな幸せに気づいていることが示されています。具体的には、「美味しいものを食べる」「映画を見る」といったことが80%以上によって満たされていることが挙げられます。このような点からも、日常の中でささやかな幸せを感じる瞬間が多く存在していることが伺えます。

終わりに


この調査から、生きがいがあるかどうかに関わらず、ほとんどの人々が日常の幸せを見出しているという結果が見えてきました。生きがいとしての意識がなくても、周囲の出来事に目を向けて小さな幸せに気づくことが、より良い人生に繋がるのかもしれません。


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