東京海上日動が新型ドライブレコーダー導入
最近、東京海上日動火災保険株式会社が2026年1月に新しく提供する自動車保険「ドライブエージェント パーソナル(DAP)」に、パイオニアの通信型ドライブレコーダーが正式に採用されることが発表されました。このコラボレーションにより、安全運転を支援する新たなサービス提供が実現します。
新しい自動車保険「ドライブエージェント パーソナル」
「ドライブエージェント パーソナル」(略称DAP)は、契約者へ通信機能付きのドライブレコーダー端末を貸与するテレマティクスサービスです。この端末には、事故防止や事故発生時の万全のサポートが備わっています。オペレーターへの自動連絡が行えるなどの機能により、ドライバーの安心と快適なカーライフを強力にサポートします。
パイオニアの通信型ドライブレコーダー
採用されたパイオニア製のドライブレコーダーは、前方と車内を同時に記録できる2カメラ仕様のコンパクトモデルです。カメラユニットは高さ約55mm、横幅約90mmで、助手席の足元に設置するバッテリーユニットは厚さ約30mmの薄型設計です。このセパレート構成により、運転席の視界を妨げることなく、運転中も快適です。
主な特長
1.
事故発生時の迅速な連絡
- 自動で事故受付センターへ連絡する機能や、映像を自動で記録・送信する機能により、万が一の事態にも冷静に対応できます。また、オペレーターとの直接連絡が可能なSOS発信機能も備えており、緊急時も安心です。
2.
運転サポート機能
- ドライバーは操作方法や検知状況を音声ガイドで簡単に把握できるため、画面を注視する必要がありません。また、急ブレーキや急アクセル、急ハンドルなどの急操作を警告する機能も搭載され、安全運転の意識を高めます。
3.
クラウドシステム連携
- パイオニアのクラウドシステムと連携することで、端末管理機能やOTA(Over The Air)による機能拡張が可能となり、ユーザーは常に最新のサービスを利用できます。
未来のカーライフを実現する
本協業は、テレマティクスサービスを通じて保険業界とモビリティ分野に新たな価値を提供するものです。パイオニアは、自社の車載用カメラとAI技術を駆使して、ドライバーの安心・安全を確保するための高度なソリューションを開発し、乗用車、商用車、さらには二輪車に至るまで、多様なニーズに対応していきます。
この「ドライブエージェント パーソナル」による新たなサービスが、今後どのように私たちの日常に影響を与えるのか注目です。