オーシャン、ダンス作品コンテストで快挙の2連覇を達成！盛況のLegend Tokyo Chapter.12

オーシャンが2連覇を達成！『Legend Tokyo Chapter.12』の幕開け

2025年7月21日、埼玉・大宮ソニックシティ・大ホールで開催されたストリートダンスの祭典『Legend Tokyo Chapter.12』。歓声の中、19組の才能あふれるコレオグラファーたちが集結し、熱気に満ちた空間が演出された。この大会は、ダンス作品のクオリティだけでなく、観客とのインタラクションも重視されており、特にコレオグラファーたちの個性が光る場となった。

オープニングパフォーマンスの盛り上がり

大会の開始を飾ったのは、参戦したコレオグラファーたちが次々に披露した華やかなパフォーマンス。盛り上がる客席を後ろに、選手たちはそれぞれの作品の魅力をアピールし、熱気あふれるスタートを切った。この瞬間、彼らの努力と情熱が伝わり、観客の心をしっかり掴んでいた。

オーシャンの快挙

大会のクライマックス、表彰式が待望される中、最優秀作品賞「レジェンド」に輝いたのは石川県代表のオーシャンによる作品『出勤時刻9:00』。この作品は、誰しもが経験したことのある「寝坊」をテーマに、ユーモラスな演出と洗練されたダンスを組み合わせており、多くの観客に楽しさを届けた。その結果、オーシャンは歴史的な2連覇を達成したのだ。

賞の発表とその反響

他の受賞作品や賞も発表され、準優秀作品賞「セミ・レジェンド」には、Caori振付の『魅狂人形-マリオネット-』が選ばれた。これには、魅惑の世界観と一糸乱れぬ群舞が観る者を引き込む力を持っていた。また、前回優勝のZoooMが披露したゲスト作品『ドレス・アップ』も高い評価を受け、観客からの拍手が鳴り止まなかった。

審査員のコメント

審査員らは各受賞作品の完成度や独自性を高く評価しており、オーシャンの作品に対しては特に「観客を楽しませる意識が見事に表現された」という意見が多く寄せられた。オーシャン自身は「まだ実感が湧かないが、お客さんを楽しませたいという気持ちが結果につながり、非常に嬉しい。今後はもっとチャレンジして、次の舞台は世界で戦えるように頑張ります」とコメント。

ダンスへの情熱

『Legend Tokyo』シリーズは、今大会を含めても数回目を迎え、次世代のコレオグラファー育成を目的としている。今回の大会でも、観客と共に楽しさを分かち合う姿勢が強調されており、多くの振付師たちがその思いを表現する素晴らしい舞台として機能していた。特に、オーシャンのような若き才能が大舞台でその力を証明し、今後のダンス界の発展を感じさせた。