注目のXRアニメーション『First Virtual Suit』がヴェネチア国際映画祭に登場!
近年、VR技術の発展に伴い、デジタルアートが新たな地平を開いています。そして、その流れの中で注目を集めているのが、監督・ゆはらかずき氏が手掛けたXRアニメーション『First Virtual Suit』です。なんと、この作品が第82回ヴェネチア国際映画祭のIMMERSIVE部門「Venice Immersive」にてプレミア上映されることが決まりました。
ヴェネチア国際映画祭とは?
ヴェネチア国際映画祭は、カンヌやベルリンと並ぶ世界三大映画祭の一つとして、長い歴史を持っています。今年で82回目を迎えるこの映画祭では、革新的な作品やクリエーターが世界中から集まり、互いに刺激し合う場となっています。特に、XR部門「Venice Immersive」は、2017年に新設されたばかりで、急成長を遂げる現在注目のセクションです。
『First Virtual Suit』について
基本情報
- - 作品名:First Virtual Suit
- - 製作年:2025年
- - 製作:株式会社CinemaLeap
- - 作品尺:35分
- - ジャンル:アニメーション
あらすじ
作品の舞台は、近い将来。仮想世界が日常に溶け込んだ未来では、私たちの“もう一つの自分の姿”、すなわちアバターを持つことが当たり前の時代になっています。この作品では、そんな未来において人々が何をアバターに投影し、それがどのように自分自身を再発見することにつながるのかを描かれています。観客がアバターの自由な創造を通じて、自身と向き合う姿を目の当たりにすることで、物語が展開されます。
この作品は、VRを通じて多様性と可能性をじっくりと掘り下げています。高校生たちが抱える未来への不安や自己表現の試行錯誤を描くことで、視聴者に問いかけるメッセージが込められています。選択肢の広がりと、そこでの戸惑いを実感することで、多くの視聴者が共鳴することでしょう。
制作背景
『First Virtual Suit』は、ヴェネツィア・ビエンナーレが主催するVRクリエイターの発掘・育成プログラム「BIENNALE COLLEGE CINEMA VR」に参加し、今回の上映へとつながりました。また、経済産業省のアクセラレーションプログラム「創風」からの支援を得て制作されています。これにより、次世代のクリエイターを支援するビジョンが実現されているのです。
制作チーム
- - 監督:ゆはらかずき
- - 脚本:佃良太
- - プロデューサー:内藤裕太、大橋哲也、待場勝利
- - 音楽/サウンドデザイン:島尚比呂
- - 出演/作詞:西野朝来
- - 振付:大和
- - 開発:Korin(株式会社フレームシンセシス)
監督の思い
監督のゆはらかずき氏は、「この作品が観客にとって、未知の自分に出会うきっかけになれば」との思いを語っています。バーチャル空間で自分を選び直すことは、実生活にも影響を及ぼす重要な体験であるとし、多様なアバター選択が観客自身に問いかける要素を含んでいます。
作品の行く先
『First Virtual Suit』は、2025年8月27日から9月6日の期間中、ヴェネチア国際映画祭で上映されます。この機会にぜひ、未来の自分を見つめ直す旅に出かけてほしいと思います。作品内容に触れることで、誰もが一度は考えたことのある「本当の自分」に出会うことができるかもしれません。
最後に
私たちが日常で感じる「自分」を再考させてくれる『First Virtual Suit』の上映を、ぜひお見逃しなく。人々がアバターを通じて新たな自分を探求する様子を、ぜひ楽しみにしていてください。