灯台の演劇映像公開
2025-09-05 12:52:38

灯台と地域の魅力が詰まった演劇の新たな映像公開!

灯台が紡ぐ物語「わたしの人生の物語、つづく。」



2025年9月5日、塩屋埼灯台活性化プロジェクト実行委員会が、今年7月に上演された演劇「劇団ごきげんよう『わたしの人生の物語、つづく。』塩屋埼灯台編」のダイジェスト映像とインタビューをYouTubeで公開しました。このプロジェクトは「海と日本プロジェクト」の一環で、灯台を通じて地域の海にまつわる記憶を探り、国内外の様々な視点を結びつけ、新しい海洋体験を提案するものです。

公演の概要


演劇は、塩屋埼灯台を舞台にし、灯台にまつわる人々の物語を描いています。公演日には、いわき市の豊間中央集会所で行われ、地域の人々と共に、灯台の重要性や歴史を伝えました。ダイジェスト映像は全33分で、詳細はこちらから視聴できます。

演劇の舞台裏


「劇団ごきげんよう」は、地域の人々からインスピレーションを受け、演劇を通じて彼らの物語を観客に届けてきました。演出を担当した永山智行氏は、作品の背後にある灯台の歴史や、その灯台にゆかりのある人々の思いを大切にしながら制作を進めたそうです。

地域の皆さんの声


公演の出演者であった佐藤楓夏さんは、初めて訪れた塩屋埼灯台への感動を語りました。「演劇の稽古を通じて灯台のことを深く知り、家族を連れて再訪したい」との思いを語っています。脚本を手掛けた須藤来渚さんは、何度も灯台を訪れその魅力を探求し、「見る前と後で灯台の印象が変わることを願っていた」と振り返ります。観客からも「新たな魅力を発見できた」との声が多く寄せられました。

灯台の歴史と役割


塩屋埼灯台は1899年に完成し、時代の変遷を越えて地域のシンボルとしての役割を果たしてきました。多くの人々に親しまれ、昭和の名映画「喜びも悲しみも幾歳月」や美空ひばりの歌でも言及されているところから、「歌と映画の灯台」としても知られています。

プロジェクトの進展


塩屋埼灯台活性化プロジェクト実行委員会は、公演の記録DVDをいわき震災伝承みらい館や豊間中央集会所に寄贈し、興味のある方が鑑賞できるようにしています。

この演劇が灯台や地域の魅力を再発見するきっかけとなることを願い、今後も地域に根付いた活動が続くことを期待します。灯台の、そして人々の物語は、これからも色褪せることなく語り継がれていくことでしょう。


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