テリー・ライリーとクロノス・クァルテットの夢の共演!
ミニマル・ミュージックの巨匠テリー・ライリーが、その90歳を祝う記念コンサートを行います。2025年6月の26日と28日、神奈川県立音楽堂と東京藝術大学奏楽堂の2会場での特別な共演が実現します。ここでの共演は、長年の協力関係にあるクロノス・クァルテットを迎え、特に注目される瞬間と言えるでしょう。
特別なコンサートの背景
最近の数年間、世界中を襲ったパンデミックや入国ビザの問題により、音楽イベントは多くのキャンセルを余儀なくされましたが、ようやく待望のコンサートが実現する運びとなりました。約20年ぶりに日本を訪れるクロノス・クァルテットとのコラボレーションは、深い音楽的経験に基づいた歴史的イベントとなること間違いなしです。特に、6月25日に行われる『サン・リングズ』の日本初演は、大きな期待が寄せられています。
ライリーの音楽的功績
テリー・ライリー(Terry Riley)は1935年生まれのアメリカ出身で、ミニマル・ミュージックの先駆者として広く認知されています。彼の音楽は多様な影響を受け、クラシックや現代音楽はもちろん、ジャズやサイケデリックロックにまで及びます。代表作『In C』(1964年)や、バラエティ豊かな100枚以上のアルバムをリリースし続ける彼の作品は、世界中のアーティストにインスピレーションを与えてきました。
クロノス・クァルテットの魅力
サンフランシスコ拠点のクロノス・クァルテットは、弦楽四重奏の形を革新し続けてきたグループです。グラミー賞を3回受賞している彼らは、ジャンルを超えたコラボレーションを行い、70以上の録音をリリースしてきました。特に、ジミ・ヘンドリックスやデヴィッド・ボウイなどとの共演は、彼らのユニークなスタイルを物語っています。教育用レパートリーとして「50 for the Future」を立ち上げるなど、次世代音楽家への支援にも力を入れています。
参加方法と支援のお願い
今回のコンサート実現に向けて、クラウドファンディングが行われています。ご支援いただくことで、先行販売の参加や、さまざまな特典が用意されています。特に、デイヴィッド・ハリントンが中心となって設立したこの演奏団体は、続いての世代に音楽の火を受け継ぐ存在です。寄附金控除型のクラウドファンディングは、2025年1月14日から3月31日までの間に実施され、最終的な目標金額は600万円です。皆さまの温かい支援が必要です。
刺激的なメッセージ
多くの日本のアーティストたち、特に久石譲さんや坂本龍一さんもライリーの音楽に影響を受けたと公言しています。今回のコンサートは、アートとしての音楽を再考させる貴重な機会となることでしょう。クラウドファンディング特設ページでは、支援者のメッセージも掲載されていますので、ぜひご覧ください。
皆様の参加をお待ちしております!
コンサート概要
- - 日時: 2025年6月25日、6月28日
- - 会場: 神奈川県立音楽堂、東京藝術大学奏楽堂
- - 主催: テリー・ライリーMatsuri2025実行委員会
お問い合わせ先
テリー・ライリーMatsuri2025実行委員会事務局
(担当:箕口、松尾)
この特別なイベントを共に楽しみ、一緒に歴史の一部となりましょう。