国際的なダンス祭典
2025-07-10 11:15:38

ロームシアター京都が迎える国際的なダンス祭典、その魅力に迫る

世界で注目のダンス公演が京都に集結



2025年、ロームシアター京都は10周年を迎え、その特別な記念事業として世界に名を馳せるダンス作品の数々が上演されます。日本で初めての試みとなるこれらの公演は、観客の心を掴むこと間違いなしです!

ダミアン・ジャレと名和晃平の共演『Planet [wanderer]』



最初に注目すべきは、ダミアン・ジャレと名和晃平による舞台作品『Planet [wanderer]』です。この作品は2016年に発表された『VESSEL』に続き、人間と自然の微妙な関係を表現しています。『Planet [wanderer]』では「葦原中国」と呼ばれる、私たちが暮らす現実の世界が舞台となり、人の生命力の強さと脆さ、調和と進化の様子を描き出しています。

ダミアン・ジャレは国際的に名の知れた振付家であり、その独自の振付は観客に深い感動を与えます。名和晃平は彫刻家としても知られ、視覚芸術とパフォーマンスの融合を試みています。この二人が創り上げる舞台は、視覚的にも聴覚的にも驚きの体験を提供することでしょう。

この作品は、サウスホールで2025年11月8日と9日に上演され、60分間の演目ですが、その間の心の旅は決して短くはありません。ぜひご期待ください。

ピナ・バウシュ ヴッパータール舞踊団『Sweet Mambo』



次に紹介したいのは、ピナ・バウシュ ヴッパータール舞踊団による『Sweet Mambo』です。バウシュが代表的な作品として成したこの作品は、彼女の最晩年に創り出されたもので、ダンスを通じて愛と別れが語られています。バウシュは、舞台におけるダンスと演劇の境界を無くし、独自の空間を構築しました。その影響は今もなお多くの振付家に引き継がれています。

この舞台は2025年11月21日から22日にメインホールで上演されます。涙あり笑いありの、観る者の感情を揺さぶる力を持った作品です。32年ぶりに来日するヴッパータール舞踊団の再来をお見逃しなく。

クラウド・ゲイト・ダンスシアター『WAVES』



最後に、この特別なシリーズの締めくくりとして、クラウド・ゲイト・ダンスシアター(雲門舞集)の『WAVES』が上演されます。これは台湾の伝統と革新を融合した作品で、振付家の鄭宗龍とテクノロジーに精通したアーティストの真鍋大度との共同制作です。観客はダンス・音楽・映像が織りなす立体的な世界に浸ることができます。

2025年12月17日にはメインホールにて、視覚と聴覚を超えた新たな体験を楽しむことができるでしょう。この作品も、2024年のヴェネチア・ビエンナーレで高く評価されており、注目されています。

チケット情報



全ての作品にはチケットが用意されており、特に早期購入が特別価格で提供されています。興味のある方はぜひ、チケットをお早めにゲットしてください。

10年の節目を迎えたロームシアター京都が贈るこれらの公演は、単なる舞台を超え、観客の心に深く響く特別な体験を約束します。芸術の秋、ぜひこの機会に劇場へお越しください。


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