シェムリアップでの新たな連携の幕開け
カンボジアのシェムリアップに新たな注目が集まっています。アンコールタイガーFCが、株式会社エス・ティー・ワールドが運営する劇場型ダイニング「The Labyrinth」と連携し、地域経済の活性化を目指すことが決定しました。このパートナーシップは、2025-2026シーズンからスタートし、シェムリアップにおける観光業の振興を図るものです。
「The Labyrinth」とは
「The Labyrinth」は、2024年12月にオープン予定の、シェムリアップ最大級の没入型エンターテイメントレストランです。訪れた人々は、古代遺跡に迷い込んだかのような幻想的な空間で、フレンチアジアンフュージョン料理を楽しむことができます。また、巨大なステージとLEDスクリーン、最新のサウンドシステムを駆使した壮大な創作ダンスショーも楽しむことができるため、訪れる観光客にとって新しい体験を提供する場となるでしょう。
VIPルームの新設
今回の契約では、アンコールタイガーFCのホームスタジアム内に「The Labyrinth Room」というVIPルームが設けられ、その運用はThe Labyrinthが行うことになります。この特別な空間では、ホームゲームの日にパートナー企業や関係者へ向け、特別な観戦体験を提供する予定です。さらに、一般の方々にも予約の受付が可能になる予定で、より多くの人々がこの特別な体験にアクセスできるよう準備が進められています。
パブリックビューイングイベント
さらに、地域のファンや観光客に対して楽しみを提供するために、The Labyrinthではプノンペンでのアウェイ試合に合わせたパブリックビューイングイベントも計画されています。最初のイベントは2023年8月10日、MOI KOMPONG DEWA FC戦から開始される予定です。これにより、シェムリアップのファンたちが連携して応援を楽しむ新たな場を提供します。
地域経済の活性化に向けて
このパートナーシップは、単なるスポンサーシップ以上の意味を持ちます。「The Labyrinth」とアンコールタイガーFCは、共に力を合わせてシェムリアップの魅力を引き上げ、観光客を呼び込むことを目指しています。加藤明拓代表は、「地域密着型のスポーツ振興とエンターテインメントの革新性は多くの共通点がある」とし、互いの強みを生かした取り組みの必要性を訴えました。
期待される未来
「The Labyrinth」のジェネラルマネージャー白岩頼育氏も「この連携を通じて、シェムリアップ全体の観光振興に寄与したい」と意気込んでいます。両者が一緒にシェムリアップを活性化させることで、地域のGDPの向上も期待されています。スポーツとエンターテイメントの融合による新たな魅力の発信に、観光客や地元のコミュニティは大いに期待を寄せています。
この新しい連携によって、シェムリアップはさらに魅力的な観光地として進化していくことでしょう。今後の展開に注目です。