2025-2026 女子フルーレワールドカップの成果
2025年11月8日、スペインのパルマ・デ・マヨルカで開催された女子フルーレワールドカップ初戦において、日本の上野優佳選手と菊池小巻選手が見事な成績を残しました。上野選手は銀メダル、菊池選手は銅メダルを獲得し、日本フェンシング界に新たな光をもたらしました。
上野優佳の挑戦
上野優佳選手(エア・ウォーター株式会社)は、ワールドランキング(WR)5位でこの大会に臨みました。準々決勝では、WR39位のマルティヤノバ選手(AIN)に12対10で勝利し、続く準決勝ではWR10位の菊池選手と熱戦を繰り広げ、15対12で勝利。決勝戦ではWR2位のファヴァレット選手(ITA)と対戦し、惜しくも9対15で敗れましたが、自分自身初となるワールドカップでの銀メダルを手にしました。この結果により、彼女は2024年と2025年の大会でもメダルを獲得しており、通算3回目のメダルに輝きました。
上野選手は試合後、次のようにコメントしています。「シーズン初戦のワールドカップでメダルを獲得できて嬉しいです。今までの最高順位を更新できたこともとても嬉しいですが、決勝では負けてしまったので、次こそは金メダルを獲得できるように頑張ります。遅くまで応援していただきありがとうございました。」彼女のさらなる飛躍に期待が集まります。
菊池小巻の戦い
一方、菊池小巻選手(セガサミーホールディングス株式会社)は、WR10位でこの大会に参戦しました。準々決勝では、WR15位のクレイブリンク選手(GER)に対して15対11で勝利し、その後の準決勝で上野選手に惜敗しましたが、これが自身初のワールドカップメダル獲得となる銅メダルでした。
菊池選手は大会後のコメントで「今シーズン1大会目のワールドカップで初めてメダルを獲得することが出来ました。3位という結果は正直悔しいですが、これから続く大会で自分が納得できる結果を出せるように頑張ります。引き続き応援お願いします。」と、喜びと悔しさが入り混じった感情を表現しました。
大会を振り返って
今回の女子フルーレワールドカップは、日本のフェンシング界にとって重要な一歩を象徴する出来事でした。上野選手と菊池選手の共演により、日本の若手選手が世界の舞台でリアルタイムの目標として挑戦する姿は、多くのファンの心をつかみました。また、彼女たちの活躍は、次の大会に向けての期待を高めています。今後の彼女たちの活動にぜひご注目ください。
次の大会が待ち遠しいですね!