静岡西高校のAR体験
2025-06-06 15:52:18

静岡西高校がARスポーツ「HADO」を体育授業に導入、日本初の試みで新しい学びの形を提案

次世代ARスポーツ「HADO」が静岡西高校で導入



静岡県立静岡西高等学校が2025年6月より次世代ARスポーツ「HADO」を体育のカリキュラムに取り入れることが決まりました。この試みは、日本国内の公立学校での常設導入として初めてのケースとなります。

「HADO」とは?


「HADO」は、アクティブに動きながら楽しむテクノロジーを用いたスポーツで、プレーヤーはヘッドマウントディスプレイとアームセンサーを装着して対戦に挑みます。自らエナジーボールを発動させ、仲間と協力し最大3対3で戦うスタイルは、身体的な違いを超えて誰もが楽しめる新しい競技です。特に、競技者は自分の能力を調整することができるため、性別や年齢にとらわれず多様な参加者が集まるのが特徴です。このアプローチは、全員が主役になれる環境を提供します。

インクルーシブ教育の新たなモデル


この新しいカリキュラムを担当するスポーツコースの判野徹先生は、HADOをタイトルの理念として掲げ、運動能力や性別に左右されない体育の授業を実現したいと考えています。静岡西高校は、様々な背景を持つ生徒が新しいスポーツ体験を通じて、より深いスポーツへの理解と評価につながることを期待しています。また、HADOの持つ魅力を認識することにも焦点をあて、より多くの運動量を維持できることを示していくとのことです。通常の体育の授業でも球技の単元と組み合わせて「HADO」を取り入れることで、すべての生徒がこの活動に参加できるようになっています。

学びを深める新たな試み


東京学芸大学の鈴木直樹教授は、ARスポーツHADOがもたらす教育上の可能性について語ります。「HADO」を通じて、伝統的な球技との比較学習が行われ、双方の戦略を見極めながら新たな視点を提供する授業が実現しています。これは、テクノロジーと従来のスポーツの融合による新しい学びの形態と捉えられ、多くの教育の場において応用可能です。

体育の未来を切り開く


日本の高校でスポーツに特化したコースに、ARスポーツを組み込むという画期的な決定は、今後の体育教育の未来に新たな視点をもたらす運動です。HADOは、運動能力や体型に影響を及ぼすことなく、あらゆる人にとって楽しめるスポーツ体験を提供します。これにより、インクルーシブ教育の実現を目指し、今後も新たな取り組みが進んでいくことでしょう。

充実した運動体験を広める


静岡西高校でのHADO導入は、単に体育の授業に留まらず、体育教育に革新をもたらす事例として注目されています。このモデルが全国、さらには世界中に広がることで、より多くの学生が楽しめ、体験できる機会が創出されることが期待されます。新しい時代の教育は、より多様で創造的な方法で進化し続けるでしょう。これからの体育の授業が、より元気で、新しいワクワクを提供する場になることに希望を抱いています。


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