妖怪図鑑で体験!
2025-01-05 13:59:10

妖怪たちが織りなす不思議な舞踏の世界「妖怪図鑑花屋敷徘徊」

妖怪たちが織りなす不思議な舞踏の世界「妖怪図鑑花屋敷徘徊」



浅草の象徴的な施設、花やしきで行われる「妖怪図鑑花屋敷徘徊」が、アートファンの心を掴んでいます。この作品は、ダンスと舞踏の精鋭メンバーたちが一堂に会し、妖怪をテーマにした独自のパフォーマンスを繰り広げるという一大イベントです。主宰の山本裕とダンサーの山之口理香子によると、これまでに京都嵐山芸術祭や豊岡演劇祭など、多くの場で公演を重ね、その度に新たな工夫をこらして作品を進化させています。

独創的な妖怪表現の魅力



「妖怪図鑑」では、演者がそれぞれの妖怪を演じると同時に、自らの表現力を融合させるという特異なスタイルを取っています。この作品は、単なるダンスとしての枠を超え、観客と演者が一体となって成り立つ舞台製作を目指しています。その結果、演者たちは毎回違った提案を行い、パフォーマンスごとに変化を楽しむことができるのです。「妖怪を演じること自体が興味深く、それを通じて自分を表現できるのが楽しい」と山之口は語ります。

浅草花やしきという特別な舞台



今回は、特別な場所での上演に感謝の意を表しながらも、作品の中身をよりよくするために試行錯誤が繰り返されています。夜の花やしきがライトアップされる中で繰り広げられる妖怪たちのパフォーマンスは、一見の価値があります。妖怪たちの楽しい小芝居にも注目です。山本は、演じる妖怪たちからのメッセージを観客に届けることが、舞台制作の一環であると強調します。

妖怪という存在が抱える深いメッセージ



山本は、妖怪に対して深い関心を持っており、その存在にロマンを感じていると述べています。「妖怪は見えないものへの畏れを具現化したものであり、人間の想像を基に生まれた不思議な存在です。彼らの中にこそ、人間にとっての共通の感情が集約されている」との思いから、作品を深めるための源が生まれました。妖怪たちの存在が、周囲との違いに悩む人々への共感や許容を生み出すことができるかもしれないと感じています。

未来へ継承する想像力



山之口は、空想や妄想の大切さを強調します。「普通に生活していく中で、生きづらさを感じることが多いです。だからこそ、自分が豊かになるためにも、想像力を育むことが重要なのではないかと考えています。それが他者への理解や許容にもつながると思います」と彼女の言葉からは、想像力が持つ力を感じることができます。

夢と希望に満ちた作品



「妖怪図鑑花屋敷徘徊」で、山本と山之口の挑戦をぜひ体験してみてほしい。はるか彼方からの妖怪たちとの共存を楽しむことで、普段の生活では味わえない非日常的な瞬間に出会えることでしょう。これからも、彼らは「見えないもの」を想像し、境界を超えるような世界を提供するために努力を続けていくと約束します。興味のある方は、ぜひ東京の浅草花やしきでの公演に足を運んでみてください。


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