松岡和子の翻訳人生
2025-03-14 08:06:32

松岡和子が語るシェイクスピア翻訳の舞台裏と人生の転機

松岡和子が語るシェイクスピア翻訳の舞台裏



毎週日曜日の夜9時30分から放送されるTBSラジオの番組『嶌信彦 人生百景「志の人たち」』。ジャーナリストの嶌信彦さんが、志をもって生きる人々にインタビューし、その魅力を引き出すこの番組には、3月16日と23日、翻訳家の松岡和子さんがゲストとして登場します。

松岡和子さんは、演出家の蜷川幸雄氏の指導のもと、シェイクスピアの全37作を約28年間という長きにわたり翻訳し続けた翻訳者です。このプロジェクトの背後には、ただ翻訳するだけでなく、舞台の雰囲気や演出を実際に感じながら、翻訳を進めた彼女の情熱があったのです。

シェイクスピア全作上演の挑戦



第一夜のインタビューでは、松岡さんが蜷川幸雄氏と共に歩んだ翻訳の旅について語ります。彼女が蜷川氏と共に過ごした稽古場でのエピソード、蜷川氏の素顔、翻訳に対する厳しいご指摘といった、印象深い思い出が語られる予定です。翻訳をする中でどのように演出の意図を汲み取り、それを言葉にしたのか、具体的なエピソードを交えてお話しいただけることでしょう。

「ロミオとジュリエット」の違和感



第二夜は、「ロミオとジュリエット」に焦点をあてたエピソードが展開されます。この名作を翻訳する過程で感じたある違和感について、松岡さんがどのようにその感情を整理し、作品に落とし込んでいったのかを探ります。また、大学のシェイクスピア研究会で感じた舞台の魅力や、翻訳の世界に足を踏み入れることになったきっかけも語られます。

心の中のシェイクスピア



松岡さんにとって、シェイクスピアの作品はただの文章ではなく、自らの人生観を形作る大きな要素となっているようです。彼女の翻訳には、作品に込められた人間ドラマや哲学が色濃く反映されています。これまでの経験と翻訳に対する思い、そして蜷川氏から受けた影響を通じて、松岡さんがいかにシェイクスピアとの深い関係を築いたのか、ぜひ耳を傾けてみてください。

特別なインタビューをお見逃しなく



『嶌信彦 人生百景「志の人たち」』での松岡和子さんのインタビューは、彼女の翻訳家としてのキャリアを深く理解する貴重な機会です。シェイクスピアの名作たちがどのように彼女の人生を彩り、そして彼女自身がどのようにその作品たちに命を吹き込んだのか、その秘密が明らかにされることでしょう。

今後の放送も要チェックです!


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