高校生が描く持続可能な未来
未来を担う高校生たちが、地球と社会の問題解決に向けたアイデアを発表するコンテスト「SDGs QUEST みらい甲子園 東海エリア大会」がこのほど開催されました。大会は名古屋テレビ放送(メ~テレ)と朝日新聞名古屋本社の共催で、東海地区の愛知、岐阜、三重、静岡の4県から188チーム、819名が熱い戦いを繰り広げました。
この大会の目的は、持続可能な開発目標(SDGs)を普及し、若い世代の積極的な参加を促すことです。1次審査を通過した12チームが最終審査に進出し、彼らの情熱的なプレゼンテーションが競われました。審査の結果、特に輝いたのは愛知県立猿投農林高校のチーム「造園デザイン研修班」。彼らの提案するテーマ、「造園という武器で持続可能なまちづくり~将来世代の地方創生~」が最優秀賞に選ばれたのです。
受賞チームのアイデア
最優秀賞受賞チーム
愛知県立猿投農林高校のプレゼンテーションは、地域の特性を活かした持続可能なまちづくりの重要性を説いています。造園デザインを通じて、環境に優しい都市設計を提案し、地域の魅力を引き出す方法論を示しました。未来の地方創生を見据えた思考が光り、審査員たちから高い評価を得たのです。
優秀賞受賞チーム
オイスカ浜松国際高校は「地域参画型Eco-DRR浜と松プロジェクト」で優秀賞を受賞しました。このプロジェクトは、地域住民の参加を促し、災害リスク軽減に向けた具体的な行動を提案しています。共生を基本に、地域の結束を高めることが目的です。
審査員特別賞
暁高校は「水族館づくりを通して考える自然保護~水族館制作大作戦~」で、自然保護をテーマにしたユニークなプロジェクトを提出しました。このチームは水族館の設立を通じて、地域の子供たちに海洋生物や環境問題への理解を深めてもらうことを目指しています。
特別賞受賞チーム
さらに、クラーク記念国際高校浜松キャンパスは「フラワーロス削減で持続可能な社会へ未来に花を咲かせよう」というチーム名でタキヒヨー賞を受賞しました。このプロジェクトは、花の廃棄を減らし、社会全体での持続可能な取組みの必要性を訴えています。
未来を考える高校生たち
「SDGs QUEST みらい甲子園」は、持続可能な社会を目指す高校生たちの情熱と創意工夫を引き出す貴重な機会です。大規模な大会を通じて、彼らのアイデアが地域社会を変える力になり得ることを実感させられました。各受賞者たちのプロジェクトが今後、どのように展開されていくのか注目が集まります。
このイベントは、単なるコンテストではなく、次世代が持つ可能性を広げる重要な舞台であり、未来を担う若者たちの声をしっかりと受け止めていくことが求められます。
本大会の概要
「SDGs QUEST みらい甲子園 東海エリア大会」は、SDGs QUEST みらい甲子園実行委員会が主催し、国連広報センターや文部科学省などが後援しています。今後も地域に密着した活動を通じて、持続可能な未来を導くための活動を続けていくことを期待しています。