『そわかの君(仮)』
2025-12-09 09:34:22

フランス文学が織りなす北海道の記憶と祈りを描いた短編映画『そわかの君(仮)』

映画『そわかの君(仮)』のご紹介



北海道の美しい風景を背景に、人の記憶と祈りをテーマにした短編映画『そわかの君(仮)』が、制作支援を募っています。フランス文学の巨匠ヴィクトル・ユゴーの名作からインスパイアされたこの映画は、東京とロサンゼルスを拠点に活動するクリエイティブプロダクションMt. MELVILが手掛けています。

記憶と向き合う旅



物語は、冬の静寂に包まれた北海道で、若い男女が「終わりと始まりの場所」に導く様子から始まります。この舞台は、安藤忠雄による設計の札幌・真駒内滝野霊園「頭大仏」と、小樽の日陰に埋もれた聖地・オタモイ地蔵尊となっています。特にオタモイ地蔵尊でのロケは初となり、人と自然、そして記憶が交錯する幻想的な映像を生み出すことが期待されています。

監督からのメッセージ



監督のヴィクター・ボカードは指摘します。「初めて頭大仏を見たときに感じた静けさは、幼い頃の祖父との思い出と重なりました。ユゴーの詩が伝える人と自然の関係をこの作品で表現したい」とのこと。彼が描きたいのは、国や時代を超えて、自然に対する祈りのような静けさです。

スタッフ陣とキャスト



本作には、多様な才能が結集しています。主演の木村文は「全裸監督2」や「TOKYO VICE」などで活躍する俳優であり、他にもフランス出身で日本で初めてロケを行う監督や、自然光を生かして鮮やかな映像を撮影するカメラマンが参加しています。音楽は、フランスと日本の文化を融合させる作曲家セイジ・チャンポリオンが担当しています。

文化遺産の創造



『そわかの君(仮)』は地域とアーティストが共に制作する国際共同プロジェクト。商業的な制約から解放されたこの作品は、「風景が語る物語」を未来に伝える試みです。2025年には夏パートの撮影を終え、翌年から冬パートの撮影に入ります。完成後は、国内外の映画祭で上映され、2027年にはオンライン公開を予定しています。

制作支援のお願い



この映画は、北海道の冬の風景と人々の記憶を結びつける大切な作品です。アーティストと地域が手を取り合いながら創り上げるこのプロジェクトに、自分たちも参加してみませんか?支援の詳細は公式ウェブサイトをご覧ください。映画『そわかの君(仮)』は、あなたのサポートによって、未来へと語り継がれる作品となることでしょう。

【お問合せ先】

Mt. MELVIL(担当:坪田 孝明)

E-mail:taka@mtmelvil.com

Web:https://sowakanokimi.com/


この映画『そわかの君(仮)』は、共同制作を通じて、自然に触れることで私たちが抱える記憶と祈りを大切にしていく機会となるでしょう。未来の文化遺産として、あなたもぜひこの映画の一部になってください。


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