小6ライダーれん君の夢が翼を広げる!
三重県鈴鹿市に拠点を置く「森溶接創作所」は、小学6年生のライダー吉村錬太朗(れん)君の世界への挑戦を支援するため、クラウドファンディング「小6ライダーれん君、世界へ!」を実施しました。このプロジェクトは、2025年11月に開催されるFIM MiniGP World Series(MOTOMini)世界大会への出場を目指すれん君の資金集めを目的にしました。
クラウドファンディングは、目標金額70万円に対して、支援総額281万4,000円、127名の支援を受け、驚異の達成率401%を記録しました!
プロジェクトの背景
れん君は、国内ミニGPカテゴリーでチャンピオンの座を勝ち取った若きライダーです。彼が目指すスペインの大会は、世界中の若いライダーが集まるステージ。全44台が参加し、決勝戦を目指して熾烈な戦いが繰り広げられます。そこで得られる経験は、単なる結果が全てではなく、世界を肌で感じる貴重な機会となるでしょう。しかし、海外遠征には家族の渡航費や安全のための装備、そして今後の挑戦にかかる活動費用が必要です。
この負担を軽減し、単なる「一過性の支援」に終わらせることなく、次世代ライダーの育成を目的とした仕組みを作ることが重要だと考え、森溶接創作所は奮闘しました。
YouTuberせんちゃんとのコラボ
このプロジェクトには、人気YouTuberでバイク王公式アンバサダーの「せんちゃん」が協力。せんちゃんは、現地スペインでのレースをリアルタイムで発信し、オンラインミーティングなど参加型のリターンを用意して、支援者たちに「応援する楽しさ」を体験してもらいました。このようにして、SNS上での活動報告や現地レポートが多くの関心を呼び、単なる資金集めではなく、ファンコミュニティを作り上げることに成功しました。
成果を数字で見る
プロジェクトは、初日にファーストゴールを達成し、その後も支援が続きました。セカンドゴールも中盤で突破し、最終日には閲覧数ランキング4位に名を連ねる快挙を成し遂げました。この1日で、なんと23名から25万円の新たな支援が集まりました。
未来のライダーたちのために
クラウドファンディングで集まった資金は、ただれん君のためだけでなく、将来のライダー育成へとつながるように使用されます。世界大会への渡航費、せんちゃんによる情報発信費、さらには来シーズン以降の遠征費やトレーニングにかかるコストなど、多岐にわたる支出が計画されています。
さらに、鈴鹿エリアでの練習環境の整備も重要な課題です。キッズや初心者のライダーが安心して練習できるスペースを設け、基礎技術を身につけるプログラムを提供することで、未来のライダーたちを育成していきます。
今後の展望
森溶接創作所は、サポートを「事業」として成立させるための準備を進めています。れん君の経験を活かし、同様の支援を必要とする他のジュニアライダーたちにも展開していく構想が進行中です。また、自社製品の開発や従業員の採用を通じて、将来的なモータースポーツの発展に貢献するための体制を築くことも目指しています。
森周平代表の想い
「今回のプロジェクトは、れん君が世界へ挑戦するための第一歩であり、日本のキッズが世界を目指す土台を作るための重要なステップです。いただいたご支援を、今後の成長と次世代ライダーのために役立てていきます。」と森代表はコメントしています。
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森溶接創作所では、これからも未来のライダーたちのために力を尽くしていきます。