博多ハッカーズとRatckerzzが全日本大会出場権を獲得！

博多ハッカーズとRatckerzzが全日本アルティメット選手権大会への出場権を獲得！

2025年5月31日から6月1日にかけて、熊本県大津町の大津町運動公園で開催された「第50回全日本アルティメット選手権大会九州・沖縄地区予選」において、博多ハッカーズがオープン部門で、Ratckerzzがウィメン部門でそれぞれ1位を獲得しました。この結果、両チームは10月に行われる本戦への出場権を手に入れました。

アルティメット競技の魅力とは？

フライングディスクを使用したチームスポーツ、アルティメットは、7人ずつの2チームが100メートル×37メートルのコートを舞台に、ディスクをパスしながら相手のエンドゾーンに侵入し、得点を競い合います。その独特なルールやパスの特性は、従来の球技とは異なるスポーツの楽しさを引き出しています。

選手たちはスピードや持久力に加え、戦略や受け渡しのタイミングを駆使して点を取ります。特に、アルティメットの特徴でもある「スピリット・オブ・ザ・ゲーム」に基づく自己審判制は、この競技の精神を体現しています。ルールへの理解とスポーツマンシップが求められるこの競技は、選手たちの人格形成にも寄与しているといえるでしょう。ユース世代は、5人制で競技が実施されるため、より多くの選手が参加しやすい環境が整っています。

「第50回全日本アルティメット選手権大会」概要

この全国大会は、日本国内の大学チームやクラブチームの中から、最も強力なチームを決定するイベントです。主催は一般社団法人日本フライングディスク協会で、数多くの参加チームが切磋琢磨し、アルティメットの真の力を競い合います。

今年の選抜予選は、全国各地で行われており、北海道から九州までの地域予選が設けられています。地域ごとの予選結果により、本戦の出場チームが決定され、地域の強豪が集う全国大会が繰り広げられるのです。

予選結果と出場チーム

今年度の九州・沖縄地区予選では、オープン部門に76チーム、ウィメン部門に40チームが参加し、合計で116チーム、2272名がこの競技に挑みました。特に博多ハッカーズとRatckerzzは、その勢いを保ちつつ、見事に予選を勝ち抜いて本戦出場を決定づけました。

今後の全日本大会で、彼らがさらに成長を遂げ、全国の舞台でどのようなパフォーマンスを見せるのか、期待が膨らみます。両チームへの応援が全国から集まることでしょう。大会の詳しい情報は、日本フライングディスク協会の公式サイトをチェックしてください。