ジェイテクトがBATTERY JAPANに出展！先進の電源技術を披露

ジェイテクトがBATTERY JAPANに期待の参加

株式会社ジェイテクトは、2025年2月19日から21日まで東京ビッグサイトにて開催されるエネルギー関連の展示会「BATTERY JAPAN ～第18回国際二次電池展～」に出展することが決まりました。本展示会は、最新の電池技術や関連製品の展示が行われる重要なイベントであり、ジェイテクトの最先端技術を広く紹介する絶好の機会です。

ジェイテクトのビジョン

ジェイテクトは「JTEKT Group 2030 Vision」を掲げ、未来のモビリティ社会における課題に対応するために、「モノづくりとモノづくり設備でソリューションプロバイダー」になることを目指しています。社内外の技術と知見を結集するための「コアコンピタンスプラットフォーム」（通称：ココプラ）を活用することで、革新的な製品とサービスを提供し続けています。特に、2025年1月に設立される「ソリューション共創センター」では、さまざまな課題の解決策を社内や社会に向けて提案する取り組みが進められています。

出展予定製品

ジェイテクトが展示する主な製品は、高耐熱リチウムイオンキャパシタ「Libuddy®」です。これは独自の技術によって-40℃から85℃の動作が可能で、従来の製品を大きく上回る出力密度と耐久性を誇ります。特に電源の小型軽量化や高性能化、メンテナンスフリー化に寄与することから、さまざまな電動製品の付加価値を高める存在といえるでしょう。

Libuddy®は、日刊工業新聞主催の第21回2024年超モノづくり部品大賞で「モビリティー関連部品賞」を受賞しており、その信頼性の高さはすでに多くのユーザーに評価されています。

Libuddy®の特長

- 高耐熱性：極端な温度環境に耐え、高出力時の発熱にも強い。
- 長寿命：品質を保持しながら長期運用を実現。
- 多用途性：電池（LiB、鉛）との並列利用が可能で、長寿命化に寄与。

具体的な活用事例

展示会においては、Libuddy®の実際の活用事例も紹介されます。

1. 電力設備の配置支援：配線の増設を伴わずに大電力の供給が可能です。また、瞬時の停電にも対応し、設備の復帰時間を短縮します。
2. 再生可能エネルギーの安定化：負荷の短周期の電力変動を吸収し、監視させながら安定した電力供給を可能にします。
3. 電池の長寿命化：Libuddy®を電池と並列に接続することで、電池の耐用年数を延ばす効果があります。
4. 急速充電機能：交換作業が不要で、常時利用が可能なシステムの構築ができます。

その他の出展製品

さらに、ジェイテクトは「J-EPICS®」向けのバックアップ電源システムや、開発中のドローン用フライトコントローラーも展示予定です。特にフライトコントローラーは、ドローンの運動性能を向上させるための重要な要素となり、自社のLibuddy®を活用することでリチウムイオン電池の負担を軽減し、耐用年数の延長を目指します。