スターダムの朱里が舞台『人を殺して何が悪い?』に主演
2025年10月30日から7日間、東京・シアター・アルファ東京で舞台『人を殺して何が悪い?』が上演される。この作品の主演を務めるのは、女子プロレス界のトップスターである朱里だ。彼女は「モノが違う女」として知られ、プロレスリングだけでなく女優としてのキャリアも追求している。「人を殺して何が悪い?」は、もともと映画用に書かれた脚本が朗読劇としても上演され、その人気に後押しされて今回の舞台化が実現した。
主演は朱里、舞台に立つ理由とは
朱里は高校卒業後、モデルやドラマのエキストラを経て、女優業を志していたが、プロレスの道に進むことになった。女子プロレス界での成功を収めながらも、彼女の原点には女優としての夢があった。最近では、プロレスと女優業の両立を目指し、関係者との相談を続け、舞台に挑戦することを決断。彼女自身、演技への強い思いと決意を語っている。「肘の手術でしばらくリングを離れていたが、復帰戦での経験を通じて、全力でこの舞台に挑みたい」とコメントしている。その言葉には、彼女の覚悟と情熱が垣間見える。
作・演出は浦川公仁
舞台の作・演出を手掛けるのは、浦川公仁。彼はこの舞台を通じて自らが目指したい表現を形にしようと奮闘している。「この舞台を多くの人に知ってもらいたい」と願い、数回の朗読劇を経ての大劇場公演が実現。演者として、また俳優として存在感を持つ朱里がどのようにその魅力を舞台で表現するのか、大いに注目が集まる。
舞台のあらすじとキャスト
舞台『人を殺して何が悪い?』のあらすじは、睦というキャラクターが目を覚ますところから始まる。彼は拘束され、仲間たちと共に監禁されていることに気づく。反社会的な企業に属する彼らは、殺人の罪を認めることを強いられるという困難な状況に直面する。果たして彼らは、真実を認めるのか、それとも暴力的な対立を続けるのか。
この舞台には朱里をはじめ、多彩なキャストが参加している。須藤公一、服部武雄、樋口みどりこなど、各ジャンルで活躍する俳優たちが集結。彼らの演技によって、物語がどのように展開されるのか、大いに期待が高まる。
公演日程とチケット情報
公演は2025年10月30日から11月6日までの期間で、全体で9回の上演が予定されている。その中で、様々な時間帯が設けられており、観客にとっても訪れやすい構成。チケットはカンフェティを通じて、10月7日より販売が開始される。興味のある方は、ぜひ早めの購入をお勧めしたい。
この舞台は朱里が新たな一歩を踏み出す舞台となるだけでなく、観客にとっても彼女の演技を楽しむ貴重な機会となる。多くの人に観てほしいと願う彼女の気持ちを、是非劇場で体感していただきたい。