MICHInoXの新作演劇『熾掻〜トロイアの男たち1868〜』が全国巡演決定!
2025年11月14日、MICHInoXが贈る新作演劇『熾掻〜トロイアの男たち1868〜』が、仙台、福岡、大阪、東京の4都市で上演されることが発表されました。この公演は、トロイア戦争が終わった直後の混乱の中で描かれたエウリピデスの『トロイアの女たち』と会津戦争の終結後の状況を重ねた作品です。「敗北から始まる物語」というテーマの下、激動の時代に生きた男たちの葛藤や感情が、現代の俳優たちによって新たな形で表現されます。今回はその魅力を詳しく掘り下げていきましょう。
見どころと公演情報
公演は仙台から始まり、11日間で17ステージを予定しており、劇団の最大規模での上演となります。年明けには福岡、大阪、東京公演が控えており、各都市での初日には本番さながらの最終リハーサルを無料公開する「グリーティングプレビュー」が行われます。観劇に不安を抱える方々にも気軽に楽しんでもらえる機会となるでしょう。
劇場の魅力
観劇体験は、臨場感あふれる円形舞台で行われます。舞台を囲む形の観客席からは、役者たちのパフォーマンスが間近で感じられ、まるでライブにいるかのような迫力を味わえます。ただし、東京公演に関しては会場の都合により、対面型の配置になりますが、それでも近い距離での観劇を楽しめます。
笑いと感動を届ける作品
『熾掻〜トロイアの男たち1868〜』は、戊辰戦争や白虎隊といった歴史的な背景に基づいていますが、歴史に興味がない方でも楽しめる要素が満載です。多様な才能を持つ5人の俳優たちが、ダンスや歌を交えながら私たちを惹き込んでいきます。観客の82%以上が「元気になれる」や「明日も頑張ろうと思えた」と回答したというデータが示すように、感動的なストーリーとエンターテインメント性の高さが融合した作品です。
ダイナミックなストーリー展開
物語は1868年の幕末、鶴ヶ城の白旗が示す悲劇的な籠城戦の終焉を迎えるところから始まります。変わり果てた城壁の外に残された男たちが、降伏文を自ら書いた秋月悌次郎を通して自らの運命を語り、命や誇りをかけて奮闘する姿が描かれます。この新解釈によって、ギリシャ悲劇のエッセンスが融合されることで、より深みのある物語に仕上がっています。
チケット情報とまとめ
『熾掻〜トロイアの男たち1868〜』は、全席指定で一般4400円、25歳以下2500円、高校生以下は500円というリーズナブルな価格で提供されます。詳細な公演情報やチケットの購入は、公式WEBサイトで確認可能です。観劇後に心が軽くなる、そんな体験をあなたもしてみませんか?この歴史の一幕が、あなたの心に響くことを願っています。
詳しくは
公演特設WEB をご覧ください。