SCSKとBiz3が連携
自動車業界における新たな風潮として、車載開発が急速にソフトウェア中心にシフトしている中、SCSK株式会社とビジネスキューブ・アンド・パートナーズ株式会社(Biz3)が業務提携を発表しました。この提携により、両社の強みを生かした現場思考型のコンサルティングサービスが提供され、自動車業界の持続的な成長と生産性向上に寄与することが期待されています。
現在の自動車開発の課題
日本の自動車業界は、SDV(Software Defined Vehicle)化の加速に直面しています。これに伴い、開発プロセスや組織構造が大規模なデータベースを活用したソフトウェア開発に適応できていないという課題が浮上しています。多くの企業では、専門人材の不足や開発プロセスの最適化が進んでおらず、改善が求められています。
このような背景を考慮し、SCSKとBiz3は現場に根ざした業務改革と専門人材による支援を融合させたサービスを提供します。
提携の目的と概要
今回の提携は、Biz3の強力なコンサルティングスキルとSCSKの卓越したソフトウェア開発能力を組み合わせるものです。これにより、徹底した現場思考を基に課題を可視化し、改善策を実行する支援を一貫して行います。具体的には、以下の点が特徴となります。
1. お客様のニーズに合わせた業務改善支援
企業の特性に応じた最適な業務改善チームを編成し、課題解決に取り組みます。ただ業務改善を提案するだけではなく、組織の立ち上げから支援し、定着させるところまで一貫してサポートします。
2. AIを駆使した専門知識の活用
Biz3とSCSKの専門知識をナレッジ化し、AIエージェントを活用して支援体制を強化します。これにより、限られた専門人材への依存を軽減し、より多くの企業が高付加価値な対応を受けやすくなります。これが、お客様の生産性向上と品質確保をさらに促進します。
未来に向けた展望
両社は、SDV化が進む中で法規や規格への対応の重要性を認識し、これに対する革新的なソフトウェア開発の必要性に応じてサービスを進化させていきます。特に、業務改善を必要としているお客様へ向けて、3年後には10社の導入を目指しています。
それぞれの会社について
ビジネスキューブ・アンド・パートナーズ株式会社
自動車業界に特化したエンジニアリング経験を持ち、車載ECUの開発に関連する技術コンサルティングを提供しています。AutomotiveSPICEに関しては、その発展にも貢献し、業界内でのリーダーシップを発揮しています。
SCSK株式会社
幅広いITサービスを提供するSCSKは、システム開発やITインフラ構築など、ビジネスに必要なソリューションを全方位から支援しています。「夢ある未来を共に創る」という経営理念を持ち、持続可能な社会の実現を目指しています。
今後、両社の連携による新たな取り組みが、自動車業界における革新をもたらすことが期待されています。