2025大阪・関西万博で滋賀県の魅力を映像で体験！

2025大阪・関西万博で体験する滋賀県の魅力

2025年4月13日（日）から始まる大阪・関西万博。開催前から注目を集める中、その「関西パビリオン」内には滋賀県の魅力を伝えるブースが設けられています。ここでは、ドラマメイカーズ株式会社の岡太地が手がけた詳細な映像作品が展示されています。

岡太地は映画監督であり映像作家として知られ、その特異な視点と表現力で滋賀の自然や人々の暮らしを映し出しました。この作品はただの映像を超え、訪れる人々に滋賀県の本質を体験させる没入型のインスタレーションとして展開されています。

新感覚の空間アート

滋賀県ブースでは、株式会社ルーセントデザインの松尾高弘氏による「キネティック・ライト・ビジョン」と絡み合い、一体感のある展示が行われています。この装置は、動きと光を組み合わせ、観客が目の前にある映像と視覚的に対話をするかのように演出します。球体が空間に浮かぶ様子は見る者の感覚を刺激し、まるで滋賀の自然に没入しているかのような体験を提供します。

「水」をテーマにした映像制作

岡太地が描く映像の中心テーマは「水」です。滋賀県は豊かな水資源に恵まれており、その自然や風景には多くのストーリーが潜んでいます。映像は滋賀各地で1年にわたり記録され、地域とのつながりを強く意識した作品となっています。撮影には地元のカメラマンたちも参加し、滋賀の空気を映し取る視点が盛り込まれています。

このように、岡太地の強い思いが込められた映像は、滋賀の歴史と文化を深く掘り下げるものとなっており、その美しさや奥行きを伝えることに成功しています。訪れる人々は目や耳だけでなく、触覚までも刺激され、滋賀の大自然と人々の暮らしの中に身を置くことができるのです。

岡太地の映像作家としての歩み

岡太地は1980年、京都府で生まれました。大阪芸術大学を卒業して以来、彼は独自の映像表現を追求し続けてきました。2005年には「ぴあフィルムフェスティバル」にて準グランプリを受賞し、以降、国内外の映画祭で数々の作品を発信しています。彼の代表作には沖縄国際映画祭で特別招待作品となった『レトロの愛情』や、各種ブランドの映像制作など、多岐にわたる経験にも裏打ちされています。

最近では、2023年にドラマメイカーズ株式会社を設立し、映像制作だけでなく教壇にも立つなど、さらに幅広い活動を展開しています。現在も島谷ひとみや、はなわといったアーティストのMV制作を手がけており、幅広いジャンルでのスキルを発揮しています。